クリーフ村
今回はオットー視点の話。
どうしてもスカムとかサップ、ナゴの視点が多くなっちゃいますからね。
「久しぶりに外出ッス…。緊張するなぁ…。」
「口調が素に戻ってるぞ?オットー。やっぱりその口調はやめた方がいいと思うぜ?無理して話してるだろ。無理ならせめて俺の前くらいは素の口調に戻せ。」
「ナゴさんもいるッス!」
「ん?僕は気にしないよ?あとサップくんの意見に賛成だなー。女の子が立場を気にして堅苦しくなっちゃダメだと思うなー。僕の昔の知り合いにもいたからさ…。」
うう…。そんなこと言われたって…。うーん、ナゴさんとサップの調査に同行したいってスカム様に言ったのはいいものの…2人ともスカム様に信頼されてヴォルタ村の襲撃の時も同行してたし、この間の警備隊長との一戦の時もなんだかんだで嫌な予感がするってサップが出ていったおかげでナゴさんが助かって…。会議だって2人で出てるし…。自信なくすなぁ。
「なんとか頑張ってみる…ね?」
「その意気だ。」
今回は途中までサップは幽体だったんだけど、途中にいた群れとはぐれたメタリカウルフをあっという間にサップが倒しちゃった…。本来サップはモーニングスター?とかいう棍棒同士が鎖で繋がったものに鉄球がついてる武器を好んで使っていたみたいだけど…。普通に剣も扱えるみたい…。剣っていっても二の腕くらいの長さの短剣を両手に持って戦っている。
というか私が直接魔物を倒せなくて困ってるのに、幽体とか関係なしにサップは相手に攻撃していた。
そんなこんなでメタリカウルフを倒して、それに今は憑依している。
3人で話しながらクリーフ村の方へと向かう。道中騎士の警らもあったので、どうしても街道から外れてコソコソ移動してたけどね。騎士達は3人1組で常に動いているみたい。あとは全員もれなく首飾りを首から下げていて、口元には布を巻いている人が大半。
「あれは…なに?」
「…対策取られてるね。僕への。全くあの警備隊長も抜かりはないみたいだねー。首飾りの方も僕の触手対策か何かだろう。あの警備隊長以外の人間はそうそう僕の雷魔術は対処の仕様がないし。そう考えると僕は次に戦うにしても相性が悪いかもなぁ…。手の内はもう知られちゃったし。」
「森の中までは熱心に捜索しないのなら、さっさと行こうぜ。あと15分くらいこのままの配分で歩いていけばクリーフ村に行くための崖道が見えてくるはずだ。」
そうしてクリーフ村に行くための崖道がある入口へと行くと、騎士たちが簡素な小屋を数件建てており、ここを警備しているようだ。前にサップがクリーフ村に行った時は、あんなものは建てられていなかったみたいで警備の為の騎士どころか人気もなかったらしい。
「襲撃の影響で警備を増やしたにしても、こんなところにまで広げる意味がわからん。近くに騎士どもの集落だってあるし、小屋まで建てて入口を見張るなんて何かあるのか?」
「うーん、これじゃ通れないねー。僕だけならこっそり通れるけど…。サップ君とオットー君はバレずには無理そうだ。」
しばらく観察を続けていると、騎士たちの人数はそう多くはなく、待機しているのは4人ほどみたい。。小屋は自分たちの寝床以外は物置や馬小屋として使ってるぽい…。
「ここでまたあいつらをしばいたら大事になりそうだな…。ナゴ、潜入してきてくれないか?俺とオットーは待機してる。」
「まぁそれしかないねー。そんじゃちょっくらいってくるね〜。日が傾く前には戻るよ〜。」
「お願いしまっす…。」
ナゴさんはそうして騎士たちにバレないように崖道を登っていった。というか途中から崖道を登っていっている最中であろう騎士にくっついてた。騎士も違和感を感じたみたいだけど、腰につけている小物入れへ瞬時に入り込んでたからそれ以上は気づいてなかった。
あーいうところすごいなぁ…。まぁナゴさんはスライムだから出来るんだろうけど…。
ナゴさんがクリーフ村への偵察に行っている間、サップの提案でクリーフ村の真下に位置する地点に行くことにした。
「前にナゴから聞いたんだが、崖下にも一応薬草の群生地の洞穴があるらしい。村で育てる薬草の品質を上げるために、そっちのは間引きしてたらしいが…。いくら間引きしても種とかが風に運ばれて出来てたらしい。」
「あわよくば、薬草を持ち帰って拠点で育てられれば思わぬ収穫だねぇ。」
上を見上げるとクリーフ村のものと思われる家屋がうっすら見える地点にまで到着する。
サップがナゴさんから教えてもらった場所に到着すると、なんとそこにも騎士が2人待機していた。
あわよくば回収しようとしていた薬草も既に回収されちゃってるみたいで、束にされて袋に詰めているところだった。
とりあえず木々と草むらに隠れて様子を見てるんだけど…。サップが訝しげに騎士の方を見ている。
「どういうこった?なんで廃村の周囲なんかに今更こんなに騎士どもが集まってるんだ?しかも薬草なんてわざわざこんなところに取りに来るほど困ってるはずがねぇ。」
「なにか別の目的があるのかなぁ…?」
「下手なことして騎士どもにバレる訳にもいかねぇし、ナゴにとりあえず任せて俺らは休んでおくか。歩き通しだったしな。
騎士だけじゃなく、魔物も俺らを襲ってくるだろうし周囲の偵察は蝙蝠にさせておく。使い魔にはまだしてないが、こいつらも優秀だ。」
拠点から連れてきていた蝙蝠4匹を周囲に散開させていく。なにか異常があればサップに知らせてくれるらしい。
周囲の見回りは蝙蝠達に任せて、私は大きめの石に座りサップは倒れた古木に腰掛けて対面する。
そして拠点から持ってきていたパンを食べる。
火が使えれば、スカム様が開発?してナゴさんがそれを実現させた冷凍スープとやらを解凍させることができたんだけど…。火は煙が出るし、騎士に感知される可能性が大きくなるし、火を起こすことによって魔物も引き付けてしまうことも大きくなってしまう。
だから今はパンと乾燥させた芋を食べて空腹をしのいでいる。
「サップ。聞きたいことがあるんだけど。なんか…えっとね、元気ないなぁ?って思って。」
お互い沈黙で食べていたんだけど、沈黙に耐えかねてサップに気になっていたことを質問する。
ナゴさんがリーを連れて帰って来れなかった時より心無しかサップが今までに比べて口数が少ないように感じた。
みんなで食事をした時とかマリーさんが料理の説明とか自分が飼っている?捕虜の説明とかで場を盛り上げたりするのに対して、サップも王国についての話など元々王国騎士だった時の経験や知識を踏まえた話を聞かせてくれる。あとスカム様やナゴさん、私に冗談や軽口を言ってくる。でも最近は話こそするけど、前のように軽口を言うことは少なかった。
そのかわりにナゴさんが500年前に平穏に暮らしていた頃の話とかをしてくれていた。
そうして最近元気がないことをサップに聞いてみたのだった。
「あー。お前にも分かるか。まぁ、薄々察してるとは思うが……リーのことだ。色々と思うことも多くてな。使い魔にするにあたっての経緯もあるし、アイツが亡くなってから悔やんでることだってある。」
そうしてサップは胸の内の思いを打ち明けてくれた。
最初に出会った時から気が利く個体で、拠点に帰って捕虜の監視を任せるようになってからはフォズと一緒に活動しており、フォズと一緒に拠点の周囲にある木の実や冒険者が落とした細々とした道具を持って帰ってきたりしてたみたい。確かに役立ちそうなものがいつの間にかあったけど、あれはフォズとリーが拾ってきたものなんだ。
「2匹はペアで動かしていてな…。俺の下に来る以前からどうやら番だったようだ。それで俺らの拠点に来た時点でフォズが身ごもってたらしく、ついこの間ガキも産まれたんだよ。それで俺も大した祝いも出来ないが、2人を使い魔にした。これからも頑張って欲しいという期待も込めてだ。」
「……」
「そんでリーが警備隊長に細切れにされた訳だが。俺はフォズの旦那を判断ミスで死なせたわけだ。リーが町の警備隊や騎士に追われる前に指示して早々に撤退させることだって出来たわけだ。そんで産まれたばかりの子供から親も奪った…。フォズのことも偵察にいかせるのも遠慮してたわけなんだが…。」
そうして悩んでいたサップに対して、フォズは頭にタックルして、そのままサップの頭に止まってスリスリしてくれたみたい。フレーダーやほかの蝙蝠たちも同様にサップの身体に掴まって慰めるような仕草をしてきて、フォズとリーの子供もサップの頬を舐めたみたい。
フォズはサップのことを恨んでもないし、サップの判断で亡くなったとは思ってないのだろう。サップの話を聞く限りでは2匹とも気遣いが出来て優秀みたいだし、サップの結果論とも言えることは納得しないだろう。
「それでも俺も悔やんでるわけだ。実はナゴにもこのことは相談しててな。ナゴ曰く、自分のせいで亡くなったと後悔することをやめろとも言わない。ナゴもナゴで500年前のことで後悔してることもあるし、後悔することで次に生かすようにとの事だ。ちなみにナゴは1日のはじめに後悔してることを思うことにしてるらしい。今日も一日頑張ろうってな感じでやってるらしい。」
ナゴさん…すごい前向きだなぁ。でもあんなすごいナゴさんも後悔してることあるんだ。話を聞く限り戦争で親しい人とか仲間も失ったらしいけど、その事なのかな?平穏だった頃の話とか聞く感じだと相当に仲が良かった人とかナゴさんに仕事を教えてくれた人とかいたみたいで、その平穏な日々の話は結構好きなんだよね。
「あ、あと使い魔に名前つける時ってどういう基準でつけてるの?フレーダー、それにフォズとリーの由来とかあるの?」
「騎士やってた頃に異世界人が蝙蝠のことをフレーダーなんたらって言ってたから、フレーダーって名付けた。フォズは俺が小さい頃にいた使用人の名前だ。リーも同様に使用人の名前。2人ともクソ親父の不興を買った次の日には家の裏手で冷たくなってたがな。」
「思い入れがあるの?」
「あの家じゃマトモな部類だったな。俺の家は汚職・不正まみれの貴族なわけだったわけだが、多くの使用人はそれらに加担して甘い汁を啜ったりしていて、それに対して見て見ぬふりをしてたわけでもなく嫌なことは嫌といってやらなかったわけだ。その結果として雇われて数週間で…。腐った使用人だらけの場所でマトモな人間だったから印象に残ってただけだ。」
前にもちらっとは聞いたけど、サップって貴族だったんだなぁ…。でもサップ自体はなんだろ…そんな特権階級みたいな感じはしないし庶民的?っていうのかな。
「今はお家取り潰しになってるし、親族はほぼ処刑された。俺は三男だし、家と関わりたくなくて騎士団に入ってたからお咎めなしだ。」
「今は家の土地とかどうなってるの?」
「館は解体されてる。領地は他の貴族の領地に吸収されたり国が管轄したりだな…。あ、そうか。すっかり忘れてた。オットー、お前に言われなきゃずっと忘れたままだったな。俺の家の領地は秘密の蔵とかあるから役立ちそうなものとか沢山あると思う。拠点に帰ったらスカムにも共有しとかないとな。」
え、えーー!!!いや、ほんとに質問して良かった…。
危うく重要な情報が忘れ去られるところだったよぉ……。
そうして私とサップが話してて、ふと目線をサップがいる方とは別に向けると、何かが近づいてくるのが見えた。
「え?さ、サップ!なんか近づいてきてる!」
「は?蝙蝠からは何も反応無いが。あ、お前の死神の能力じゃないか?前に魂が見えるとか言ってたやつ!」
サップに言われて死神としての力を意識して、接近?してきているものを見ると、木の中を転々とするように動いており、一見動物のようにも見えるが、あまりにも変な動きをしていた。まるでこちらを観察しているように魂の位置があちこちに動いている。
「変な感じ…。魂が木の中を転々としてる…。サップが物に憑依した時と似てる感じがする。」
サップは既に臨戦態勢に移っていた。狼の口に短剣をくわえており、前足にはもうひとつの短剣も紐でむすばれていた。
私もナイフを持って魂の位置を常に確認して、戦闘態勢に移る。
暫く相手は動かなかったが、いきなり私たち2人の足元に魂の反応が移動してきたかと思えば、地面から木の杭のようなものが飛び出す。
私を狙ったみたいだけど、飛び出してくることは分かってたから、すぐに避けられた。
木の杭はすぐに消滅し、次にサップの足元に反応が出たので、サップに避けるように伝える。
「全くなんなんだか!」
サップは避けたはいいものの、サップの後方にいつの間にかいた騎士がサップの身体を切り裂く。
狼の身体の胴体部分に激しい裂傷ができる。
サップは自分のことを斬ってきた騎士にすぐに反撃をして、口にくわえた短剣で斬るのと同時に爪での攻撃などを仕掛けていた。
騎士もなかなかのやり手で、体格差もある中サップを押しのけて、後方に飛び退くと木の幹へと着地する。
そうして体勢を崩したサップの喉元を切り裂いて、再び木の幹へ着地していた。
「普通あんなところに飛び乗れるはずがないよ…。ということはそういうスキルか!」
「んな事は関係ねぇな!!おらぁ!!!」
サップは狼の身体の憑依を解除すると、すぐに短剣を両手で持って、木の幹に着地したばかりの騎士に追撃を加える。騎士も木の幹に着地こそできるが、立っていることは出来ないらしく、しゃがんだ状態だったこともありサップの剣先が眼前に迫っていた。
その瞬間、隣の木から枝が伸びてサップを突き刺していた。
「……ふん!俺はこんな物理攻撃きくかぁ!」
サップは枝が胴体を貫通するが、ダメージを受けた様子もなく目の前の騎士の左肩に短剣を突き刺し…刺さった状態で瞬時にグルンッと回してから引き抜く。
「ぐ…ぁぁ!?」
騎士は木の幹から落下する。サップも追い打ちをかけたが、体勢をすぐに戻されて…以降はサップと騎士とで剣戟が鳴り響く。
サップに攻撃が効かないと見るや、騎士は何やら眩しい短剣を出すとそれを武器として使い始めた。サップが嫌そうな顔をしたのを見るに、霊体にもきくもののようだ。
「私にも来るよねっと!」
木の杭は私に狙いを定めてくる。この木の杭もスキルなんだろう。魂が感知したところに木の杭が出てきて私を襲う。詳細は分からないけど木に魂を移して偵察とか奇襲を行うなのかも。ってことはどこかに術者がいるはず…?
「サップ!どこかに木の杭の本体がいる!」
「ふん!ちっ!俺は手が離せん!サポートは奴らに任せるから殺ってこい!」
「殺れればやる!」
私は死神としては未熟者だけど、でも他の死神とし違って明確な意志を持って相手を傷つけることができる…。
今までは自分より弱い生物とか死にかけの人間を殺して魂を貰ってたけど…。私だってやる時はやらないと!
木の杭や伸びてくる木の枝による攻撃を避けながら、
術者がいると思われる場所である先程サップと偵察をしていた薬草の群生地である洞穴へと辿り着く。
木の杭による攻撃は突如無くなると、洞穴から騎士が1人出てくる。
直接対決かぁ…。でもなんとかなる…?
「あ…。ぐぅぅ!?」
騎士が動いたのと同時に剣を構えて、何とか騎士の一撃を防ぐことが出来た。ただ私と騎士とでは力量に大きく差があり、すぐに押し負けてしまい尻もちをついてしまう。
そして私に向けられる剣の切っ先…。
終わりかな…と思ったその時…。
「んぐっ!!」
蝙蝠の1匹が騎士の頭に思い切りタックルしてくれた。
騎士は頭がクラクラしながらも蝙蝠に向けて、炎の魔術で矢を放っていた。
私も剣を持ち直して騎士に向けて突き刺そうとするも、あえなく避けられる。だけど私の攻撃を避けたことで蝙蝠のタックルがまた飛んできていた。
騎士はそれも躱すも、次も…次も飛んできて、私も再び剣で斬り掛かる。
それは避けられたけど、幾度目かの連携攻撃で騎士はとうとう蝙蝠のタックルを首元で受けていた。
「これでもくらえー!!!」
蝙蝠のタックルを食らった直後、騎士の右足に向けて剣を投げる。見事に右足を貫通させて地面に切っ先が突き刺さる。
それを皮切りに蝙蝠達が次々にタックルしていく。
剣を持っていた手も蝙蝠のタックルによって、剣を落としてしまい、そこからは一方的に攻撃を加えられていた。
「これで終わり…。」
騎士の右足から剣を引き抜くと、とどめを刺す。
そして魂を吸収できた感じがする。蝙蝠は蝙蝠で死体から吸血をしていた。
「サップは大丈夫かな……?」
急いで蝙蝠たちと一緒にサップの元へ戻ると、サップは騎士の鎧やら装備やらを剥ぎ取っているところだった。
肝心の騎士はというと、サップの短剣が鼻の中央に突き刺さっており、絶命していた。
「全く恐ろしいもんを持ってやがったな。鞘に入れても手がピリピリしやがる。教会特製の聖なる短剣とはな。こいつが使い慣れてないのが幸いだったぜ。」
あの後、サップは騎士が未だ使い慣れてないのを見抜いて、攻勢を強めた結果、騎士は手元から短剣を落としてしまい為す術なくサップに殺されてしまった。
「オットー。お前さんもやったか。よくやったな!」
サップが笑いかける。
「蝙蝠のおかげだよ!私一人じゃダメだった…」
「でもお前の魂の感知能力がなかったら奇襲されて終わりだったわけだ。そこはお前の手柄だぜ?」
「…うん。ありがと。」
へへ、えへへへ。なんかすごく照れるなぁ。
「まぁお前が殺った方の騎士の装備と薬草とを回収してナゴの帰りを待つか。少なくともかなりここから離れて待機しとかないとな。成り行きとはいえ騎士を2人殺っちまったからな。
すぐじゃないにしても追っ手がくるだろうしな。ナゴが帰ってきてもすぐにわかるように蝙蝠を1匹残しておくのと、ナゴだったら騒ぎがあったら俺らが撤退したってことも察するはずだ。」
こういう戦略?的なことをナゴさんとサップでお互いに分かりあってるのがすごいなぁ。
その後クリーフ村からだいぶ離れた洞穴あたりまで後退してナゴさんを待つことにした。
ここは棘熊の巣穴なんだけど、拠点に住んでいる熊さんの兄弟の群れが住んでいるみたいで、野生とはいえスカム様に従属する意志をとっているらしい。なので簡易的な拠点として使用していた。
そうして私たちはナゴさんの帰りを待つことにしたのであった。
今回出た騎士のうち1人は本来死なせるはずではなかったんだけど、オットーを書かなすぎてオットーの設定を忘れており、結果的に退場した方が話が進むのでそうしました。
多分今後何かしらで使うかもしれないけど、
騎士2人の能力は
木の杭を出してきた騎士は自分の意識を木に乗り移らせて、乗り移っている先の木の枝や根を自分の魔力で成長させて攻撃が可能というスキル。
スキル使用中は無防備になることや、木から木へと乗り移る必要があるのでなかなかにリスキーなスキル。
もう1人は作中でバックステップからの木の幹に着地していましたが、壁とか崖とか普通は立つことが出来ない場所に待機することが出来るスキル。
引力・重力の影響は受けるのでしゃがんだ状態から立つと背中や足が辛いことになります。
2人とも偵察及び奇襲向きのスキルであったのですが、
オットーは魂の位置が見えるという設定があり、サップは一応悪霊?なので物理攻撃は効きません。
なので2人して相性が悪かった的な…。




