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眠れぬ夜は
現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。
感じたままを詠んでみました。
お気楽に味わってみてください。
白々と 明けゆく空が 恨めしい
眠れぬままに 朝はまた来る
まんじりともせず迎えた朝に
おはようと言うのか 明けの明星
歌枕に「あなたを想ひて」とでもつければ、色っぽくもなる2首なのですが、眠れぬ理由は体調不良。色よりも健康の方が面倒くさいお年頃になりました。
愛しの君への恨み節ではなく、厄介な病への怨み辛みの方が重く積み重なり。
恋煩いなんて、遠い昔話だわぁ。
いや、待てよ。同じ病でしょ。持病を愛し君に見立てたら、ラブストーリーにならぬものか?
わたしが死んだらメリバエンド?
そんなことを考えていたら、また眠れなくなるわよ。
睡眠不足の思考回路は、とんでもない方向にしか回転しないようです。
今夜は早めに床につくことにしましょう。