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戸惑う蕾
現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。
感じたままを詠んでみました。
お気楽に味わってみてください。
薄日さえ刺さぬ分厚い雲の下
季節のはざまで 戸惑う蕾
今年もラナンキュラスを育てています。早春を告げる花で、もう蕾を付けました。苗を植えた時には小さな小さなつぼみでしたが、寒さに負けずすくすくと育ち、蕾が開きかけてきたのです。
が、ここで寒さがぶり返し。
開きかけた蕾も寒さに震えているのか、開花は先延ばしになってしまいました。
とっても楽しみにしていたのに。
でも成長が止まってしまったわけではなく、観察すれば花弁も少しずつ開いている。別の蕾も顔を出し始めましたし、ここはのんびり暖かな日差しを待つことにしましょう。
花だって眩しい春の日差しを待ちわびているのでしょうから。
ご来訪、ありがとうございます。
ようやく花びらが顔をのぞかせてきたところだったのですけれど。
相手は自然ですから、一進一退は仕方ありません。
無事に花が咲いてくれればよし、といたしましょう。