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戸惑う蕾

現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。

感じたままを詠んでみました。


お気楽に味わってみてください。


薄日さえ刺さぬ分厚い雲の下

  季節のはざまで 戸惑う蕾





 今年もラナンキュラスを育てています。早春を告げる花で、もう蕾を付けました。苗を植えた時には小さな小さなつぼみでしたが、寒さに負けずすくすくと育ち、蕾が開きかけてきたのです。


 が、ここで寒さがぶり返し。

 開きかけた蕾も寒さに震えているのか、開花は先延ばしになってしまいました。

 とっても楽しみにしていたのに。


 でも成長が止まってしまったわけではなく、観察すれば花弁も少しずつ開いている。別の蕾も顔を出し始めましたし、ここはのんびり暖かな日差しを待つことにしましょう。

 

 花だって眩しい春の日差しを待ちわびているのでしょうから。





   挿絵(By みてみん)

ご来訪、ありがとうございます。


ようやく花びらが顔をのぞかせてきたところだったのですけれど。

相手は自然ですから、一進一退は仕方ありません。

無事に花が咲いてくれればよし、といたしましょう。

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― 新着の感想 ―
 戸惑う蕾、と云う表現が可愛いなあ、と思いました。  この頃のお天気はお花も、戸惑いますよね。  温かいなあって思ったら、次の日はストーブが要るほど寒かったり。  人間の身体も戸惑って不調になりそうで…
ラナンキュラスは、春を告げる花としても有名で綺麗な花ですが、私達も温度変化に戸惑うように、ラナンキュラスも同じように困惑して咲かしても良いのかと葛藤している様子が伝わりました。
わぁん、ラナンキュラスーっっ! 本当に、「えっ、咲いていいと思ってたけど、まだなの?!」と戸惑う様子が伝わって来るようです。先週との気温差が激しい…! 来週また寒くなるとか嘘でしょお、という気持ちです…
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