遅参の春よ
現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。
感じたままを詠んでみました。
お気楽に味わってみてください。
夜半には再び雨の空模様
行きつ戻りつ遅参の春よ
4月になりました。桜の花も咲き始め、一部では満開を迎えたというのに、雪が降るという珍事!
今年の春は、大荒れです。
花冷えという言葉もあり、桜が咲いたからといって、ぽかぽか陽気が続くとは限らないと先人たちの教えがあるとはいえ、それにしても……と思いませんか。
今日も気温は低くて、寒い。ええ。真冬並みとは言いませんが。
それでも朝は陽が差してひだまりは暖かでしたが、上空ではすでに低気圧が押し寄せていて、空気は不安。偏頭痛が痛みだす。
見れば天気予報は、夜半より雨。でもこの雲行きでは、きっと夕方あたりから雨が降り出しそう。わたしの気象レーダーの方が、その辺は正確なのです。
すごいでしょ。偏頭痛持ちは、自分の体調で、気象予報ができるのよ!
朝から、ずっと頭が痛い。弱く、ズキズキと、頭が痛い。
起き上がれない程ではないけれど、頭が重い。
その痛みの具合で、おおよその天気の変化がわかるという。一日遅れのエイプリルフールネタって訳でもなく、これが本当に当たるのですから困ったもの。
それより、せっかく咲いた桜がこの寒さで震えている。雨に打たれて、しょんぼりしている姿は哀れです。せっかく咲いたのですから、輝く春の陽の中で、これでもかって自慢が押させてあげたいではありませんか。だって、桜ですもの。
日本人が大好きな、ソメイヨシノですもの。
明日天気になあれ!
わたしもお花見がてら、散歩に行きたいのです。
ご来訪ありがとうございます。
「夜半には」と始めましたが、やはり雨は夕方から降り始めました。4月だというのにこの陽気。
どうなっているのでしょう。
桜が咲いているのですから、春は来ているはずなのに。
雲隠れにし夜半の春かな
いえいえ、春さん。そろそろかくれんぼもよしにしませんか?
って言うか。このエッセイシリーズも「春先」ではなくなってしまったからエンドマークを考えなければならない時期なのかも。