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1話 薬草採取、誰にでもできる簡単なお仕事です

 私はニーナ。ここブダシヤカの町( レンガ造りの家が建ち並び、人口500人程 )で雑貨店を営む両親の1人娘だ。10歳の時、スライム( 1匹で町1つを壊滅させる力をもつ強力な魔物 )がこの町に現れ、襲われそうになった所を冒険者によって助けられた。その冒険者は恐ろしく強く、スライムを一瞬で倒し、私に向かって「大丈夫だったかい?」と優しく微笑みかけた。助けられた感謝とその圧倒的な強さへの憧れから、冒険者を目指すようになった。

 その日から長かった黒髪はバッサリ切って短髪にし、それを今も続けている。これは私なりの決意表明だ。


 あれから8年…私は今ギルド館に向かっている。目的はもちろん冒険者になる為だ。冒険者ギルド自体は他の町にもあるのだが、私はこの町でなる事にこだわっている。それは、ここのギルド長こそが、昔私を助けてくれた冒険者だからだ。


 ここで冒険者について軽くふれておく。冒険者という言葉だけ見れば、色んな所を旅して回る浮浪人のイメージを持ちがちだが、この町では町民の色々な依頼に応える何でも屋として認識されている。また、依頼によって難度が大きく違うので、冒険者をABCのランク分けにし、難度に合わせて対応している。なお、難度は依頼物の採取場所の近くに危険生物が生息しているといったような危険度合いから判断される。


 依頼には期限がある。期限を越えてしまう事は依頼主からの信頼を損ないギルドの信用を失う大きな問題なので、期限が間近でどうしてもその依頼に合った冒険者が見つからない場合はギルド職員が臨時でその依頼に対応する。このように客との信頼を大事にするところもあり、冒険者の採用試験はシビアに行われている。依頼を何の理由もなしに途中で投げ出すような責任能力の低い人間に任せられないからだ。そんなこともあり、冒険者には人格的にしっかりした人達が採用されているので、いちゃもんをつけて話を面倒にしてくる人間はいない。反対に、依頼側ではそういったマナーの様なものが存在しないので、たまに無茶苦茶な依頼(報酬額が低いのに難度が高いもの)をしてくる人もいる。


 冒険者になる手順について。まず、履歴書を受付に提出する。ここで薬草採取士や危険植物取扱者、魔物対策士などの冒険者に必要な知識が最低限あるかが資格の有無で判断される。最低3つ以上は必要という話だ。なお、資格はギルド横の資格試験会場で習得可能との事。

 履歴書が通ると、10日後くらいに面接予定日をいつにするか催促する手紙が送られてくるので、そこに予定日を記入し返送する。


 で、今日がその面接の日。となれば、憧れだったギルド長に会える。考えれば考えるほど、私の緊張は加速していった。そうして、視野が狭まっていく中、急に何かにぶつかり地面に転ぶ。顔をあげて確認すると、何かは男の人だった。スキンヘッドでガタイが良く、立ったまま。どこか痛がる様子もなかったので、怪我の心配はなさそうだ。だが、悪い事をしたのは事実なので、一応謝っておく。


「不注意でぶつかってしまってすみませんでした。お怪我はないですか?」

「“お毛がない”だと…? 毛が無いことを丁寧に言われて煽られるのは初めてだぜ!」


(そんなご都合脳内変換されたのも初めてなんですけど……)


 私が引いていると、男に左腕を掴まれる。ガタイ通りの凄い力でとても振りほどけそうもない。このまま捕まれば試験に間に合わないかも。そう思うと気持ちが焦る。


「離してください! あなたの勘違いです。怪我がないか心配しただけですよ」

「“毛がないことを心配“だと…!? お前に心配される筋合いはねぇよ!!」


(だからその脳内変換がありえないよ!)

 

 心のツッコミも虚しく、慣れた手つきで手足をひもで縛られ、口をテープでふさがれた。そして、担がれてどこかへ運ばれていく。

 冒険者にまともな人間が増える一方で、こうした変な輩が町に増えている。職につくまでのハードルが少しあがったせいで、それについていけなくなった人達。第三者的には少し同情する所だが、その被害者の被害者になった立場からすれば、たまったものではない。一応そんな輩を取り締まるべく、町には警備員が定時巡回しているのだが、現れてくれる気配はなかった。


 運ばれた先は人気のない路地裏。私は地面にドサッと降ろされる。

怒っている男性と拘束された女性。この場面で次に何をされるかは容易に想像できる。私がその想像で恐怖していると男はこちらに顔を近づけてきた。

いよいよだ。私が覚悟した次の瞬間、


「お前のような無知には、耳が壊れるまで聴かせて教えるしかあるまい。俺の壮絶な人生をな…!」


 男が怒りに震える声でひっそりと言うと、言葉通りに自分の人生を語り出した。

 5年前、結婚して幸せに暮らしていたのだが、ある日妻に突然「悪いけどあんたみたいなハゲはお断りよ!」と怒鳴られ、一方的に離婚を迫られる。この時はまだオデコがやや目立つ程度で髪はまだあったらしい。離婚のショックを引きずりながら仕事をしていると、仕事仲間からのハゲいじりが急にきつくなり始める(実際はいじり量が増したわけではなく離婚原因の“ハゲ”に過剰反応するようになってしまったのだと思われる)。これに耐えられなくなった男は、周りに癇癪をまき散らしてしまう。職場の空気が一気に悪くなり、居づらくなった男は逃げる様に仕事を辞めた。この頃にはストレスで毛が抜けまくり、サイドにしか残らなくなっていたそうだ。

 正直、毛量が原因で離婚するような女性と別れられたのはラッキーだと思うが、男の落ち込み具合をみるに相当好きだったのだろう。男にとってそれはアンラッキーなことだったのだ。それに追い打ちをかける様に周りの生活環境も悪化した。

全ての原因は自分に毛がなかった事。そう考えると男がその言葉に執着してしまう理由が何となくわかり、話が進むにつれて同情の念が増していった。


もう30分は経っただろうか。男の苦労話はまだ続いている。同じ内容の話を何周も。現在は6週目である。


(可哀そうに…… あっ。そういえば、面接があるんだった。……さすがに遅刻で落とされているよなぁ)


 男に同情しつつ、自分に対しても同情していると、


ドンッ! と男に誰かがぶつかった。ぶつかったのはひ弱そうな男性。私と同じように体格差で跳ね飛ばされる。その男は私の方をチラ見して立ち上がった。


「取り込み中の所、お邪魔してすみません。どうぞ、ごゆっくり!」


 その後「遅刻、遅刻」とボソボソ繰り返し、急いで去ろうとする。


(逃げ出したいのは分かるけど、そんな露骨にやられたらねぇ……助けを少しでも期待した私が馬鹿だった)


 ガッカリしていると、ひ弱男の腕が強男につかまれる。


「待て。丁度いいからお前も聞いていけ。俺の人生を…!」

「けっ、結構ですぅ。う、うわっ…!」


 流れる様にひ弱が拘束されていく。


(見捨てようとするからよ。ざまぁみろ)


 ちょっとした優越感に浸りつつ、ひ弱の顔を覗き込むと見覚えがあった。

 彼は冒険者ギルド職員のレトー、30代前半のおっさんだ。身長は160後半くらいで私と一緒くらい。

 職員は冒険者業務を兼任することもあるので、その能力も兼ね備えていなければならないのだが、ひ弱な風貌からはそれが微塵も感じ取れない。つまり、冒険者として最低限必要な身体能力が皆無ということだ。それに、この人には仁力( ジンリョク。人間だけが扱える不思議な力で、魔物や魔石を材料にした道具にその力を込める事で、道具の性能を向上させることができる )がないという噂だ。秀でた身体能力が無くても仁力でそれをカバーすることは充分に可能なので、両方がないとなれば完全に冒険者としては不適任である。そんなこともあって、職員として採用されたのはギルド長のコネだとされており、コネだけの無能として、町ではちょっとした有名人となっている。


(それにしても、中身までひ弱とか…… この人は本当に救いようがないな。こんな人を何でギルド長は採用したんだろう…)


 若干の不満を感じていると、表の方から走る足音が聞こえる。


「そこで何をやっているんだ!」


 見ると、3人の警備員がこちらに走り寄って来ていた。強男は急いで逃げ出し、それを2人の警備員が追う。残った一人が私の拘束を解いてくれた。


「大丈夫ですか?」

「は、はい…」


 私は数十分ぶりに自由に動ける事の有難みを実感する様にのびをした。警備員の話によると、あの強男による被害が最近多発しており、被害にあった人は大体平均で2時間くらい話を聞かされるらしい。男が満足すると拘束を解いてくれるのだとか。まぁ拘束を解かれたところで被害者は話の聞き過ぎでグッタリしており、しばらくは動けないのだが。

 いつの間にかひ弱が居なくなっていた。あまりにも興味がなかったので、警備員の人に拘束を解かれた様子は見ていない。


(そういえば、あの人も遅刻しそうだったんだっけ…? まぁ、どうでもいいや)


 警備員の人にお礼を言ってその場を後にした。それにしても、こんな人気のない所へよく駆けつけてくれたものだ。



◇◇◇



 冒険者ギルドに到着。来たのは、遅刻の事情を話せば面接を後日に移すなりしてくれないか交渉する為だ。受付窓口には幸いにもひ弱が座っており、事情をすでに知っているだろう。


「こんにちは。路地裏の件はお互い大変でしたね」


 皮肉をたっぷり込めて。できれば遅刻でたっぷり絞られている事も期待しつつ最大限のつくり笑いをして挨拶した。ひ弱は少し怯えながら「そ、そうですね」と返した。

 そこから面接の件の交渉の為、話を切り出そうとすると「では、面接会場へ行きましょう」とひ弱に案内される。ひ弱らしからぬ迅速な根回しに少し驚きながらも、私は会場へ向かった。

面接の記憶はほとんどない。面接が受けられると決まった事で緊張の糸がきれ、路地裏での一件の疲労が急にきた。それにより思考能力がほぼゼロに。面接時は、質問に対し機械的に答えるしかできなくなっていた。正直落ちても仕方のない状況だったが、なぜか通る。これで残すは実技だけだ。


 実技は実際の依頼を2つ達成するというもの。この依頼には、ギルド職員が同行する。同行するだけで特に依頼の補助はなく、審査するのが目的だ。依頼時には予期せぬトラブルがつきものらしく、その時に限り同行者が助けてくれることになっている。が、それでも対処しきれないトラブルも少なからずあるそうなので、うまくいくかは本当に運任せである。

 私の審査担当にはひ弱が選ばれた。他の冒険者からの話によれば、ひ弱が担当した時はなぜかトラブルが起きないという話だ。


(『弱過ぎるからせめて運だけでも』って、神様が気を遣ってくれたのかな?)


 すると、ギルド長がひ弱の補助としてジャックスさん( 職員でありながら冒険者としての実力が高い事で有名。ガタイが良いわけではないが引き締まった身体で身のこなしが軽そうな印象で歳はレトーと同じくらい。冒険者ランクはもちろんA )を推薦し、同行の同行が決まった。ひ弱が「別に俺1人でもいけるのに、おやっさんは相変わらず過保護だな」とジャックスさんに愚痴っていた。どうやら彼が同行する際は必ずジャックスさんが補助に入るらしい。


(なるほど、前言撤回。あいつには全く運なんてなかったわ)


 イキリ散らすひ弱を憐れみの目でみつつ、ジャックスさんの登場によって依頼の達成率が大幅に上昇した事を喜んだ。


 後日、最初の依頼が薬草採取に決まる。薬草採取士としての知識が実践で役に立つのかみる為だろう。町周辺の薬草は心ない人達によって採取され尽くされている為、魔物が生息する危険地帯でしか採取できなくなっている。私は戦闘能力こそ高くないが、隠れて逃げる事に関しては自信がある。それを活かすことで依頼達成は十分可能だ。そうやって自分を鼓舞しつつ、私達は薬草のあるココエト森へ向かった。


 今回採取予定の薬草は、ヤックリ草。すり潰して加工する事で、擦り傷や切り傷などの軽度な傷に使われる傷薬の主成分となる。緑色の葉が円形なのが特徴。これに似たソックリ草というのもあり、こちらは葉が楕円形になっている。これをすりつぶして皮膚に塗るとたちまち痺れが襲ってきて、それが丸一日続く。なので、いい加減な知識で採取すると痛い目に合う可能性がある為、注意が必要だ。


 移動中、ひ弱が「あそこの森、最近ヴェンダちゃんが大量発生しているんじゃなかったっけ? めんどくさくなりそうだなぁ」とぼやいていた。ヴェンダちゃんは、耳が3本のウサギ型の魔物で、鋭い歯で噛んできたり、耳を銃弾の様に飛ばして遠距離攻撃をしてくる。なお、耳はその後すぐにはえ戻る。群れで行動することが多い。


(面倒なのは明らかに足を引っ張りそうなあんたが同行している事。絶対ジャックスさんだけでよかったでしょ。人件費無駄じゃん)


 連続して吐き出されるぼやきに心の中でつっこんでいる内に、森の入り口まで到着。太陽が沈みかけており、今から森に入るのは危険と判断し、森から少し離れた所で野営することにした。

軽く夕食を済ませた後、辺りを探索しつつ野営地周辺に簡単な魔物足止め用の罠を仕掛けた。罠の近くに鈴付きの紐も仕掛ける。一応やれるだけの対策は済んだので、後は夜明けまで我慢するだけだ。

 

 野営中は火をおこさない。火に寄ってくる魔物も居るからだ。なので、月明かりの薄暗い中での待機となる。初依頼の緊張もあり、普段の倍以上体力を使っていたのか、ものすごい眠気が襲ってきた。欠伸をしていると、それに気づいたジャックスさんが気をきかせて「どうせ僕達も起きて見張っているから少しだけ寝たら? なぁに、こんな事で減点しないよ」と言ってくれた。そこから「いえいえ」「いいよいいよ」の社交辞令応酬を3回ほど繰り返した後、お言葉に甘えて仮眠する事にした。この時、ひ弱は我関せずという態度で爆睡モードに入っていた。お前、そういうところやぞ。


 気を取り直して、私がうつろうつろしていると、急にひ弱が立ち上がった。


「ちょっとションベン行って来る」

「はいよ」


(いいから黙っていけよ)


 緊張感のない言葉についイラっとしてしまう。取り乱した心を落ち着かせるようにゆっくりと呼吸を整えていく。が、一向に整わない。理由は簡単、数分以上経っているのにひ弱が戻ってこないからだ。数分が数十分に変わり、イライラも不安に変わり始める。さらに時間が経過し、沈黙に耐えきれなくなってジャックスさんに相談しようとした瞬間、暗闇から影が現れた。


「いやぁ、スッキリした」

「それは良かった」


(ふざけんな! どれだけ心配したか分かってんの? こっちは全然スッキリしてないよ)


 怒りはジャックスさんのゆる対応に免じて爆発させずに、自分の心の中で処理する事にした。そうやってムシャクシャする事数十分後、またしてもあの男が立ち上がる。


「ちょっとションベン行って来る」

「はいよ」


(さっきスッキリさせたんじゃなかったのかよ!)


 ひ弱が闇に消えるも、私のイライラは消えない。

 

数十分後――


「いやぁ、スッキリした」

「それは良かった」


(長すぎ! さすがにこれだけ出してりゃ干からびるよ!)


 先程はできなかった冷静なツッコミを決めるも奴とは対照的にスッキリしない。


さらに数十分後――


「ちょっとションベン行って来る」

「はいよ」


(分かった。お前の名前は今日からションベン小僧だ)


 すると、またしても小僧は闇に消えていった。この後、これと同じことが2回繰り返され、さすがに慣れてきたこともあって、相手にする事を放棄して眠りについた。



◇◇◇



 チリン――


 鈴の音に体が反射的に反応し、飛び起きる。辺りは明るくなっており、ジャックスさんが落ち着いた様子で座っていた。周辺を急いで見渡すと、先程鈴の音が聞こえた付近から小僧が歩いてきた。


「ごめん。罠にひっかかっちゃった」

「ははは、気をつけないとね」


(何なのこいつ!)


緊張感の欠片もない小僧の行動に寝起き一番でイラつく。


(お陰様で寝起きの怠さも吹き飛んで、目が血走るほどになったよ。ありがとう、小僧。そのお礼に、いつかてめぇを思い切りぶん殴る)


 なんとか攻撃衝動を依頼達成へのモチベーションに変換させ、森の中へと向かう。

 少し奥へ行くと、目的のヤックリ草を発見。次の採取者の為、採り過ぎない様に指定の量だけ採取してその場を後にした。結局、小僧が気にしていたヴェンダちゃんとは一匹も遭遇せずに。


(はいはい。運がいいって素晴らしい能力ですね)


 皮肉を交えつつ、小僧に空感謝した。小僧をよく見ると、服のあちこちに転んだ拍子に着いたであろう泥や切り傷がついていた。おそらく暗くて寝ぼけた状態で用を足しに行ったからだろう。


(戻ってくるのが遅かったのはそういうわけか)


 妙に納得し、小僧が相変わらず小僧している事を見直した。



 町に戻って依頼者にヤックリ草を渡し、報酬を貰う。

 こうして、初依頼はあっさり終わってしまった。あっさりし過ぎて拍子抜けである。正直こんなの誰にでもできるとさえ思った。


 ギルドに戻ると、次の依頼を伝えられる。

 次は魔石採掘だ。魔石( 元々はただの石。強い魔力を持った魔物の魔力によって性質変化したもの )と強い魔物はセットなので、危険が伴う依頼なのは前回と同じだ。


 だが、大丈夫。


 こちらには“コネだけの無能”改め、ションベン小僧がいる。彼の強運(ジャックスさんの力)があれば死にはしないだろう。小僧が余計な事をしなければ……

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