第四話 まさかのランチタイム!
多分、衝撃な事起こったはず!七緒も女の子になっちって大変!是非読んでください!
七緒も、なんと女体化してしまった。
昨日の狐が原因でそうなってしまったらしい。
その証拠に、狐の耳が生えてる。
僕みたいになるとは、予想もしなかったな。
そして、その狐と今話している。
『何を怒ってる。俺の好みの見た目にしただけだろう。それほど、今の人間の器は小さいのか?』
何こいつ。めっちゃイラつく喋り方じゃん。
そしてこいつ、ロリコンなのか?
七緒が美少女になってる。僕みたいに。
まったく。ひどい趣味だなこいつ。
とりあえず、タマに聞くと何か分かるかも。
「タマ!来てくれ〜!」
『ん?なんじゃ、ゆう。』
えっ?速っ!!
……ちがうちがう。それどころじゃないんだった。
(タマ…どうにかしてくれない?この狐。)
『おい狐……我の主人に何をしておる……………。』
『ひっ!?すみません。猫又様!』
猫又様?タマってそっちの世界じゃ有名人なのか?
とりあえず、このウザい狐はどうにかなった。
次は七緒の体……どうすれば良いんだ?
タマも女体化や獣化は解けないし。攻略できない…
とりあえず諦めるしか無いな。
「色々起こりすぎた…悔しいが、帰るしか無いな」
ということで帰る事になった。
親には、今度また挨拶しよう。
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帰宅
また、僕の家に集まる事になった。
七緒もだが、仕事どうするのだろう。
「やめようかな…仕事。今の職場辛いし」
やばい。心の声が漏れた。
「良いじゃねぇか!優里ならいつでも仕事見つけれるはずだぜ!」
葵………良いやつだなぁぁぁ。
でも、この姿で退職もできないしな。
どうしよう………
(1日だけでも元の姿戻らないかな。)
『わかったのじゃ。1日だけじゃぞ。』
えっ?!タマ。良いの?
『大切なゆうの言う事じゃ。1日ぐらい、我も無理しないと…申し訳ないのじゃ。それに、ゆうが会社辞めたら、もっと一緒に遊べると言う事じゃろう?』
「タマもぉぉ!ありがとうぅぅぅ。」←(号泣)
こんなに泣いたの久しぶりだ……
良い友達と良いペット持ったな。
「私も、会社辞めます、優里といっしょに。退職代行に頼んで…」
という事で、七緒と僕は仕事を辞めることにした。
それと、七緒の狐が心配なので、何ヶ月か、みんなでいっしょに住む事になった。
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数週間後。
「七緒〜やることないよね〜。退屈〜」
「そうですね〜。案外何もしないと退屈ですね〜」
やる事がなさすぎて退屈になってしまった。
葵は、普通に仕事してるから、2人とタマだけ。
狐は時々出てくるくらい。タマに怯えてるのかな?
「2人とも、帰ったぞー!って、怠け過ぎたろ!」
その通りだ。どうにかしないと。
「そんなに怠けるんなら、学校でも行くか?なんつって!」
「それ良い!!!」
「は、まじで言ってんの?!」
「マジだよ!!」
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数ヶ月後。
七緒と俺は、2度目の中学生になった!
本当に、葵には感謝しかない…
今日は入学式だ。
僕達が通う学校は、東ノ宮中学校という名前だ。
結構良い所らしいけど、頭は大人なので入れた。
「ここが、東ノ宮中学校か。凄いでかいな。」
「そうですね。懐かしい気分になります。」
「なんか俺が、お前らの親みたいだな。」
楽しみだな………って?!あの子、前の服屋の子⁈
ここで、また会うとは。まぁ、あの子近いもんな。
せっかくだし挨拶しよう。
「久しぶり!また会ったね、るい!」
「えっ、ゆう!どうしてここにいるの?」
「どうもなにも、僕もここの生徒になるんだから」
「うれしい………はっ!声に出てた。」
この子、本当に可愛いな…毎回、僕に照れてる。
「それじゃあまたね!」
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入学式が終わり、クラスに分かれる時が来た。
七緒といっしょだと良いな。
はっ!あった。七緒といっしょのクラスだ。
教室は、ここか!
「失礼します!」
うわぁぁ懐かしい!
黒板とか、机とか、硬い椅子とか、変わらないな。
七緒以外には誰がいるだろう。
って!るい君も居る!知ってる人多くて良かった。
「は、初めまして…」
誰だろ?この女の子。
でも、挨拶されるのは嬉しいな。
「私の、あの、名前は……あ、の。」
「そんなに緊張しなくて良いよ。深呼吸して。」
「すーはー。あ、ありがとう。落ち着きました。さっき言えてなかったけど、私の名前は花道 沙織です。人見知りですけどよろしくお願いします。」
「そういえば、どうして最初に僕へ?」
「えっと、それはあの、お、お母さんに、仲良くなれそうな女の子いたら、話しかけなさいって、言われて。」
「へ〜。それは嬉しいな。ちなみに。僕の名前は、猫田優里って名前だよ!」
「えへへへへ。友達、嬉しいな。」
友達もできた、初日から、順調だな!
もう学校の、説明が始まるから静かにしないと。
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説明が終了した。
なんとこの学校入学初日から給食あるらしい。
最高だ。ある意味、目当ては給食だからな。
それにここは、学校で調理するらしい。
もうそろそろ、給食だ。
「頂きます!」
今日はなんとカレーライス。
僕の大好物。いや、みんなのか。
パクッ!
「ん〜!おいひぃ!」
美味しい!というか懐っ!
最高すぎるぅ。
「ご馳走様でした!」
美味しかった!今日はもう帰るらしい。
明日は、どんな楽しい事が待ってるだろうか。
読んでくれてありがとうございます!次はほのぼの会にする予定です!是非また読みに来て下さい!
次話も1ヶ月以内に出します