第86話 夏休み4
舞がアイドルになる前の日常。中学生の頃の話。
夏休み最後の日。
夏休みの宿題は舞に手伝ってもらって、もう終わってる。
というわけで、舞と夏休み最後の日をどうやって過ごすか相談する。
俺の部屋。
「よし、今日はもうひたすらイチャイチャしてゆっくり過ごそう」
「ふふ、賛成よ」
「じゃあさっそく、舞〜!」
「あはっ」
俺は舞に抱きついて甘える。
「舞、舞〜っ」
「ふふ、今日は一日中こうしてましょうね」
お昼まで舞とイチャイチャした……。
お昼ご飯を舞に作ってもらって食べた。
「さあ、昼ご飯も食べたし、舞、イチャイチャ再開だ!」
「おー!」
今度は舞が俺に甘える。
「さあ、おいで、舞」
「公介、公介、公介〜!」
「よしよし、俺の舞は本当に綺麗だな〜」
「あはん、公介〜」
夕方になり、いったん舞は自宅に戻る。
俺はお風呂に入って、夜ご飯を食べた。
夜。
舞が俺の部屋に遊びに来る。
「ああ、舞〜」
「よーしよし、いい子ね、公介」
夏休み最後の夜。
ラストスパートとばかりに舞とイチャイチャした……。
「公介、明日は学校だし、もう寝ましょうか」
「そうだな。あ〜、学校めんどくさいな〜。家でず〜っと舞とイチャイチャしていたいよ〜」
「ふふ、学校から帰ってきたら、またイチャイチャしましょう」
「うん!」
「それじゃあ、おやすみ、公介」
「おやすみ、舞」
舞とくっついて寝た。
朝。
舞は学校に行く準備のため、自宅に戻る。
俺は朝ご飯を食べて、学校の制服に着替える。
そして家の庭で舞を待つ。
「お待たせ〜、公介」
「お、おおっ!」
久しぶりに見る、学校の制服を着た舞。
「学校が始まるのはめんどくさいけど、舞の制服姿が見られるのは嬉しいな」
「ふふ、ありがと。じゃあ行きましょう」
「おう」




