第84話 早起き
高校生の頃。舞は人気急上昇中の新人アイドル。
夜。
舞が裏口からこっそり遊びに来てくれた。
俺は裏口に舞を迎えに行く。
「公介〜、遊びに来たわよ〜」
「おおっ、舞、いらっしゃ〜い!」
舞を連れて俺の部屋に戻る。
俺は舞に抱きついて甘える。
「ん〜、会いたかったよ、舞〜!」
「うふふ、私も会いたかったわ、公介」
「ちょっと待ってて、お菓子とジュース持ってくるから」
「あん、待って、それよりまずはイチャイチャしましょう。もっと私に甘えて、公介」
「う、うん、わかった。舞〜!」
舞は俺を抱きしめたまま、ベッドに横になる。
「よーしよし、いい子いい子〜」
「ああっ、気持ちいいよ、舞……」
「大好きよ、公介……」
「うん、俺も、俺も大好きだよ!」
「公介……く〜」
「舞、舞っ……あれ?」
舞は俺を可愛がりながら寝ていた。
仕事で疲れていたのだろう。
このまま寝かせてあげよう。
「おやすみ、舞」
俺は舞を起こさないように添い寝した……。
早朝。
「公介、公介〜」
「う〜ん……舞?」
「おはよ、公介」
「おはよ、舞」
「ごめんね。こんな早い時間に起こして」
「いや、大丈夫だよ。こんな早い時間から仕事なのか?」
「いいえ、違うわ。夜はイチャイチャしてた途中で寝ちゃったでしょ。ごめんなさいね」
「いいんだよ。仕事で疲れてたんだろ」
「だから、もっとちゃんとイチャイチャしたいなって思って……」
「なるほど、だから早く起こしたのか。じゃあ、さっそくイチャイチャしよう!」
俺は舞に抱きついて甘える。
「あん、ふふ、いっぱい甘えてね、公介」
「朝から最高だぜ!」
国民的アイドルと、早起きしてイチャイチャした……。




