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第74話 可愛がる

 高校生の頃の話。舞は人気急上昇中の新人アイドル。




 舞が裏口からこっそり遊びに来てくれた。


 俺は裏口に舞を迎えに行く。




 俺の部屋。


「公介〜!」


「おっと」


 俺の部屋に入るなり、舞が抱きついてきた。


「どうした、舞?」


「公介、私、私〜っ」


「私がどうした?」


「今日は甘えさせてください……」


「なるほど。今日はその日ですか」


 母性が強い舞は、俺に甘えられるのが大好きだが、たまに甘えん坊になる。


「よ〜し、舞、そういうことなら今日は俺がめちゃくちゃ可愛いがってあげるからな!」


「やったー!」




 舞をベットでめちゃくちゃ可愛いがる。


「ほ〜ら、舞、いい子いい子」


「あん、んはっ、気持ちいい〜」


「はは、ここはどうだ? それそれ〜」


「あ〜ん! す、すごいっ!」


「綺麗だよ、舞……あ、そうだ、忘れるとこだった!」


「はふう……公介、どうしたの?」


「舞の出るテレビ番組が今からやるんだよ。録画もするけど、一緒に観ようぜ」


「ああ、そうだったわね。もちろんいいわよ」


「ほら、抱っこして観ような」


「あん……うふふ」


 ソファーで舞を抱っこしながらテレビを観る。


 グルメ番組で、舞が美味しそうな高級料理を食べていた。


「おいおい、美味しそうなもの食べてるな〜」


「ええ、本当に美味しかったわ」


「まあ、高級料理もいいけど、俺は舞の手料理が恋しいよ〜」


「ふふ、今から夜食を作ってあげましょうか?」


「いや、今日は舞を可愛がる日だから、それはまた今度な、それそれ〜」


 舞の全身をなでなでする。


「ああ〜ん、こ、公介、気持ちいいわ……んっ」


 テレビの中の人気急上昇中の新人アイドルが、俺の腕の中で気持ちよさそうに喘いでいる。




 テレビが終わると、またベッドに戻ってイチャイチャ。


「公介〜、大好き……」


「俺もだよ、舞」


「ちゃんと言って」


「何を?」


「もう、意地悪」


「ははっ、俺も舞が大好きだよ」


「公介……公介〜!」


「舞〜!」


 人気急上昇中の新人アイドルを、可愛いがってあげた……。

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