第7話 バニーガール
今日も家に帰ってきた舞が、コスプレしてサービスしてくれる。
俺はリビングでドキドキしながら待っていた。
「公介、お待たせ〜!」
「お、おおっ!」
「今日はバニーガールでした〜!」
「いい! すごくいいよ! セクシーすぎるよっ!」
「ふふ、ありがと! それじゃあ今日はバニーガールで、カジノに来た気分にさせてあげる」
舞はそう言ってトランプを用意する。
「カジノでギャンブルをしてる気分を味わってほしいからね。さあ、真剣勝負よ、公介。私が負けたら、公介の言うことなんでも聞いてあげる!」
「いや、舞はいつでも、俺の言うことなんでも聞いてくれるじゃん」
「そう言われればそうね。それじゃ景品にならないか。う〜ん……それじゃあ、公介が負けたら今日はエッチ禁止!」
「えーっ、そんなエロいバニーガール姿見せられて、それはつらいよ……」
「私もせっかくコスプレしたのに、公介に愛してもらえないのはつらいわ……」
「じゃあ、ギャンブルなんてやめて、普通に遊ぼう」
「そうね」
セクシーなバニーガールと、普通にトランプで遊んだ。
カジノ気分は味わえなかったが、バニーガールになった国民的アイドルを、たっぷり味わった……。