表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/264

第5話 アイドルになる前の日常

 舞がアイドルになる前、俺たちは一日中ず〜っと一緒にいた。




 朝。


 俺の部屋。


「……すけ……公介、起きて〜」


「う〜ん……」


 俺のベッドで一緒に寝ていた舞に起こされる。


 夜遅くまで一緒にゲームをして、そのまま泊まっていったのだ。


「ほら、学校に遅刻しちゃうわよ」


「うん……おはよ、舞」


「ふふ、おはよう、公介」


 ああ……朝起きて最初に目にするのが、女神のように美しい舞の笑顔だなんて、俺はなんて幸せ者なんだろう。


「はい、それじゃあ、ぬぎぬぎしましょうね〜」


「いや、子供じゃないんだから……」


「いいからいいから」


 舞に着替えを手伝ってもらった……。


 恥ずかしいけど、朝から舞とイチャイチャできて楽しい〜。


「それじゃ、私はいったん家に戻るから」


「ああ」


 舞が隣の自宅に戻る。


 俺は学校に行く準備をして、朝ご飯を食べる。




 舞と一緒に登校する。


 学校でも授業中以外はず〜っと一緒にいる。




 放課後。


 舞と一緒に本屋とかコンビニに寄り道しながら帰宅。


「それじゃ、夜にまた公介の部屋に行くから」


「ああ」


 俺は家に帰り、風呂に入って、夕飯を食べる。




 夜。


 俺の部屋。


 いつものように舞が遊びに来る。


「ふふ、今日は何しよっか?」


「ちょっと観たいテレビがあって、それが終わったら、昨日のゲームの続きしようぜ」


「ええ、いいわよ」


 そしてまた、深夜まで舞と遊ぶ。


 テレビを観たり、ゲームをしたり、映画を観たり、イチャイチャしたり……。


「ふわ〜っ……」


 眠くなってきた俺は、大きなあくびをする。


「ふふ、公介、眠い?」


「うん……」


「じゃあ、そろそろ寝ましょうか。今日も泊まっていい?」


「もちろん」


 俺のベッドで、舞とくっついて眠る。




 そして、朝……。


「おはよう、公介」


 舞がアイドルになる前、だいたいこんな感じで俺たちは過ごしていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ