表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

32/308

第32話 テスト

 舞がアイドルになる前の日常。中学生の頃の話。




 もうすぐ学校のテストがある。


 学校からの帰り道。俺は舞と二人で歩いていた。


「舞、今日は何して遊ぶ?」


「今日は勉強するんでしょ」


「は〜い……」


「それじゃ、夜に行くから」


「おう」




 夜。俺の部屋で舞と一緒に勉強。


「う〜っ、疲れた〜、舞、休憩しようぜ」


「そうね、ストレッチしましょう」


「そうだな。身体中がガチガチだ」


 舞とイチャイチャしながらストレッチ。


「あ〜、舞、気持ちいいよ〜」


「んっ……あん、私も、いいわ」




「ふう、スッキリした」


「それじゃあ、勉強の続きね」


「それよりちょっと俺の部屋掃除しない? なんか妙に気になってきた」


「掃除なら私がこの前やったわ。テストが終わったらまた掃除してあげる。だから今は勉強よ」


「は〜い……」




「ふう……ま、舞、もう今日はやめにしないか?」


「もうちょっと頑張りましょう」


「え〜……じゃあちょっと休憩しよう。コーヒーでも飲もうぜ?」


「いいわね、そうしましょう」




 キッチンに二人で行く。両親はもう寝室で寝ているようだ。俺ももう舞と寝たい……。


 二人でコーヒーを作り、ついでにリビングに置いてあったお菓子を持って部屋に戻る。


「さあ、ラストスパートよ、公介」


「おー」




「ふう、そろそろ終わりにしましょうか」


「やったー、やっと終わった〜」


「ふふ、お疲れさま。よく頑張ったわ」


 舞が頭をなでなでしてくれる。


「わふ〜、気持ちいい〜……って、舞も一緒に頑張ったろ、ほら、なでなで〜」


「あん……ふふ、気持ちいいわ」


「はは、それじゃあ寝るか」


「そうね」


 二人で俺のベッドに横になる。


「そういえばさ、睡眠学習ってあるじゃん。舞が俺に添い寝しながら教科書を読んで聞かせてくれたら、勉強する必要なくなるんじゃないか?」


「やってあげようか? 私は寝れなくなるけど」


「はは、冗談だよ。舞、おやすみ〜」


 俺は舞に甘えるように抱きつく。


「うふふ、はい、おやすみなさい」


 美しすぎる幼馴染と、勉強をした……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ