第299話 口移し17
夜。
舞がセクシーなメイドのコスプレをして料理をしてくれる。
「今日はモンブランパンケーキを作りますね、ご主人様」
「やったぜ、早く作ってくれ、舞〜」
俺は舞に抱きつく。
ついでにお尻をさわる。
「あん、もう、ご主人様ったら」
「はは、ごめんごめん」
「うふふ、大人しく待っていてくださいね、ご主人様」
「は〜い」
というわけで、モンブランパンケーキ完成。
「お待たせしました、ご主人様」
「うむ、いただきまーす!」
モンブランパンケーキを食べる。
「美味〜い!」
「ふふ、お口に合ってよかったです、ご主人様」
「美味い美味い、もぐもぐ」
モンブランパンケーキを食べ続ける俺。
「あの……ご主人様」
「なんだ?」
「私も、モンブランパンケーキを食べたいのですが……」
「いいぞ、ほら、あ〜ん」
「そうじゃありません、ご主人様」
「どういうことだ?」
「あの……その……」
「してほしいことがあるのなら、ちゃんとお願いをしなさい」
「は、はい……ご主人様、そのモンブランパンケーキを、く、口移しで食べさせてください!」
「この変態メイドが!」
「も、申し訳ありません……」
「はは、いいだろう。特別に口移しで食べさせてやるぞ」
「あ、ありがとうございます、ご主人様!」
俺はモンブランパンケーキを口に入れる。
咀嚼する。
舞にキスする。
口移しで、舞にモンブランパンケーキを食べさせてあげる。
「もぐもぐ……お、美味しい〜! 美味しいですご主人様!」
「よかったな〜」
「あ、あの、おかわりを、お願いします……」
「ああ、いいぞ」
「ありがとうございます!」
メイドになった国民的アイドルに、モンブランパンケーキを口移しで食べさせてあげた……。




