第290話 ニューアルバム
この前、舞のニューアルバムが発売された。
もちろん、めちゃくちゃ大ヒットしてるぜ!
夜。
舞が仕事から帰ってくる。
「舞〜、おかえり〜!」
俺は舞に甘える。
「あはは、公介は甘えん坊ね」
「だってだって〜」
「うふふ、しょうがないわね」
舞がソファーに座る。
「ほら、こっちおいで、抱っこしてあげるわ」
「わ〜い」
舞に抱っこしてもらう。
「舞、新しいアルバム、めちゃくちゃ大ヒットしてるな」
「そうみたいね、よかったわ」
「俺は嬉しいぞ〜!」
「ふふ、私は公介が嬉しいのが嬉しいわ」
「舞はすごいよな〜、そして綺麗だよな〜、綺麗すぎるよな〜」
俺はさらに舞に甘える。
「うふふ、褒めてくれたから、コスプレしてサービスしちゃおっかな〜」
「えーっ、やったー!」
「ふふ、ちょっと待っててね」
「はーい」
「お待たせ〜」
「お、おお!」
舞がセクシーなバニーガールのコスプレをしてくれた。
「舞、最高だぞ!」
「ふふ、ありがと。じゃあ、ゲームしましょう」
「いや、せっかくセクシーバニーになったんだから、イチャイチャしようぜ!」
「うふふ、ゲームの後でたっぷりサービスしてあげるから、ね?」
「わ、わかりました……」
セクシーバニーの舞とゲームする。
俺と舞は銃を構えながら、建物を探索する。
「公介、足音が聞こえたわ」
「何、本当か?」
「ええ、敵は三人……いえ、四人ね」
「すごいな、舞」
「バニーになると、耳がよくなるのよ」
「絶対うそだ」
「うふふ……敵がこっちに来るわ!」
敵と交戦する。
激しい銃撃戦になる。
俺は殺されたが、舞は見事に敵を全滅させた。
「敵の数、五人だったじゃないか……」
「あはは、予想より一人だけ多かったわね」
「それでも生き残った舞はさすがだな」
「公介の死を無駄にしたくなかったからね」
「よし、それじゃあゲームは終わりにして、死んだ俺を慰めるんだ、セクシーバニーガール!」
「うふふ、了解です」
バニーガールのコスプレをした国民的アイドルと、愛し合った……。