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第288話 ゲーム10

 高校生の頃の話。舞は人気急上昇中の新人アイドル。




 夜。


 舞が裏口からこっそり遊びに来る。


 俺は裏口に舞を迎えに行く。




 俺の部屋。


「公介〜、ゲームやらせて〜」


「ああ、いいぞ。いや、ダメだ」


「どっちなのよ?」


「その前に甘えさせろ〜」


「あん、うふふ、もちろんいいわよ」


 舞に甘えさせてもらった。




「それじゃあ、舞、ゲームするぞ」


「やったー!」


 舞とゲームする。


「舞……実はプレゼントがあるんだ」


「え、何かしら?」


「こっちにおいで」


 舞を案内する。


「ほら、プレゼントはこの家だ!」


「まあ、素敵な家ね」


 俺は舞のために家を建てておいたのだ。


「俺と舞の家だよ」


「うふふ、嬉しいわ、公介」


「さあ、中に入って」


「ええ、お邪魔しま〜す」


「はは、俺たちの家なんだから、ただいま、だよ」


「ふふ、そうね。ただいま、公介」


「おかえり、舞」


「家の中も素敵ね。これ、けっこう時間かかったでしょ?」


「まあね。ほら、そっちが寝室だよ」


「わかったわ」


 舞が寝室に行く。


 俺はさりげなく家から出る。


「あれ、公介? どこにいるの?」


 俺は家に仕掛けてある爆弾のスイッチを押す。


「きゃー!」


 家が爆発して粉々になる。


 家の中にいた舞も、もちろん生きてはいないだろう。


「あーははー、引っかかっな、舞、その家は罠だったんだよ!」


「うふふ……やってくれたわね、公介」


 舞がコンティニューして戻ってくる。


「よし、俺は満足した。それじゃあ一緒に冒険するか」


「しないわよ。勝負するわよ、公介!」


「ふっ、受けて立とう」


 人気急上昇中の新人アイドルと、ゲームを楽しんだ……。

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