表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

287/306

第287話 犬11

 夜。


 俺はセクシーな犬のコスプレをした舞と、お散歩を楽しんでいた。


 俺は舞の首輪から伸びるリードを持って、ゆっくり部屋の中を歩く。


「わんわん」


「はは、楽しいな、舞」


「わおーん!」


 俺はソファーに座る。


「ちょっと休憩だ。舞もおいで」


「わん」


 舞もソファーに上がって、犬のように俺に甘えてくる。


「はは、よしよし」


 俺は舞をなでなでしてあげる。


「く〜ん」


「ほれほれ、気持ちいいか?」


「あう〜ん」


「それそれそれ〜」


「わお〜ん!」


「はは、舞、お座り」


「わん」


「顔をよく見せて」


「はっはっはっ」


 犬のように舌を垂らす舞。


「ああ、舞、俺の犬は綺麗だな〜、綺麗すぎるよな〜」


「く〜ん」


「大好きだぞ、舞」


「わふう」


「もう、好き好き、大好きだ〜!」


「私も公介が大好き〜!」


「わっ、しゃべった!」


「あ、つい……く〜ん、ペロペロ」


 俺の顔を犬のように舐める舞。


 誤魔化そうとしてるな。


「はは、人間の言葉をしゃべったのは、気のせいだったみたいだな」


「ペロペロ、わんわん」


「それじゃあ、舞、いっぱい可愛いがってあげるから、こっちにおいで〜」


「わおーん」


 犬になった国民的アイドルと、愛し合った……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ