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第281話 ゲーム9

 舞がアイドルになる前の日常。中学生の頃の話。




 夜。


 俺の部屋。


 俺は舞と一緒にゲームしていた。


「ふわ〜っ」


 俺は大きな欠伸をする。


「ふふ、公介、眠いの?」


「うん」


「じゃあ、そろそろ寝ましょうか」


「待った、最後に何かのゲームで勝負しようぜ」


「いいわよ、なんのゲーム?」


「う〜ん、じゃあボクシングだ!」


「オーケーよ」




 というわけで、寝る前に舞とボクシングゲームで戦う。


「さあ、舞、ボコボコにしてやるぜ!」


「すぐに眠らせてあげるわ、公介」


 積極的に攻める俺。


 カウンター狙いの舞。


「くらえ!」


 俺の左フックが舞にヒットする。


「ぐはっ、やったわね」


「はは、今のは効いただろ」


 チャンスだ、俺は一気にパンチをラッシュする。


「あっ!」


「よし!」


 舞のカウンターパンチがクリーンヒットして、俺はダウンしてしまった。


「立て、俺、立つんだ!」


 しかし、俺のキャラはピクリともしない。完全に失神してるようだ。


「あ〜、負けた〜」


「ふふ、それじゃあ寝ましょう、公介」


「いや、もう一回だ!」


「ダメよ」


「え〜」


「ほら、ギュッてしてあげるから」


「……しょうがない、寝るか」


「うふふ、ほら、おいで〜」


「わ〜い」


 ベッドで舞に抱きしめてもらう。


「おやすみ、公介」


「おやすみ、舞」


 美しすぎる幼馴染と、ゲームを楽しんだ……。

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