第279話 裸エプロン
夜。
舞が裸エプロンで、俺のためにを料理をしてくれていた。
「ああ、最高だぜ、舞……」
俺は裸エプロンで料理をする舞の後ろ姿を眺める。
「後ろ姿も綺麗だ、舞、綺麗すぎるよ」
「ふふ、ねえ、公介」
「なんだ?」
「公介も裸エプロンになってみない?」
「いや、なんでだよ!」
「公介が裸エプロン好きだから」
「俺は舞の裸エプロンが好きなの!」
「まあまあ、一度なってみてよ」
「まあ、舞が見たいんなら別にいいけど……」
俺は服を脱ぎ、エプロンをつける。
「あはは、公介が裸エプロンになってる〜」
爆笑する舞。
「お前がやれって言ったんだろ!」
「あはは、素敵よ、公介」
「ありがとう……」
裸エプロンで料理をする国民的アイドルと、それを見守る裸エプロンの男……。
料理が完成。
「いただきまーす! 美味い!」
「ふふ、よかったわ」
「舞、これ食べさせて〜」
「いいわよ、はい、あ〜ん」
裸エプロンの俺に、裸エプロンの舞があ〜んをしてくれる。
国民的アイドルの手料理を食べ終わる。
「ごちそうさま! 舞、お前の裸エプロンのせいで、俺はもう興奮しすぎて限界だぜ!」
裸エプロンの俺が、裸エプロンの舞を抱きしめる。
「あん」
裸エプロンの国民的アイドルと、愛し合った……。




