第278話 後輩
今日は国民的アイドルがコスプレしてサービスしてくれる日だぜ!
「お待たせ〜」
「お、おお!」
舞がセーラー服のコスプレをしてくれた。
「私は学校の後輩って設定ね」
「わかった、学校の後輩の舞とイチャイチャだな」
放課後、という設定。
「せんぱ〜い!」
「ん、ああ、宮沢か」
「先輩は今から帰るんですか?」
「ああ、宮沢は?」
「私は今から部活です」
「何部だっけ?」
「水泳部です」
「そうか……ちょっと見学してもいいかな?」
「え、いいですけど」
「よし、じゃあ行こう!」
「はい」
プールに移動した、という設定。
「先輩、お待たせしました」
舞が競泳水着に着替えてくる。
「お、おお、宮沢、その水着……い、いいな!」
「いいなって……先輩、エッチな目で見てませんか?」
「い、いや、泳ぎやすそうでいいなって意味だよ」
「そ、そうでしたか、すいません」
「はは、じゃあさっそく泳ぐところをみせてくれ」
「わかりました……ざっぶーん、ばちゃばちゃ」
舞がプールで泳ぐ演技をする。
「宮沢、速いな〜、さすが水泳部だ」
「はあ、はあ、いえ、まだまだです」
「ほら、ちょっと休憩しようぜ」
「はい」
「これ、お前のタオルだよな?」
俺は舞にタオルを渡す。
「はい、ありがとございます、先輩」
「宮沢……」
俺は舞を抱きしめる。
「きゃ、先輩、ダ、ダメです、先輩の制服が濡れてしまいます……」
「いいよ、濡れても、宮沢、俺、宮沢の水着姿に興奮しちゃって……」
「も、もう、やっぱりエッチな目で見てたんですね」
「い、いいかな?」
「……はい」
後輩になった国民的アイドルと、愛し合った……。




