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第275話 ゲーム8

 夜。


 舞とゲームする。


「舞、死ぬ、俺死んじゃう、助けて!」


「公介は倉庫に逃げて、私が戦うわ!」


 舞に助けてもらった。


「うう、瀕死状態だぜ」


「待ってて、今回復してあげるから」


「お願いします」


「あ、回復薬持ってなかったわ」


「えーっ、俺死んじゃうじゃーん」


「ちょっと探してくるわね」


「舞……気をつけてな」


「ええ、必ず回復薬を手に入れて戻ってくるわ」




「よし、倒した。え〜と、ダメね、回復薬は持ってないわ」


 舞が敵を倒しては持ち物をチェックする。


「やった、回復薬を手に入れたわ。待ってて、公介!」




 舞が急いで俺の元に戻る。


「公介、回復薬持ってきたわよ〜……公介?」


 俺はすでに死んでいた。


「そんな、せっかく持ってきたのに……公介〜!」


「間に合わなかったな、舞」


「どうして何も言わないのよ〜、無駄に戦ってたじゃない」


「舞の戦いに注目してて、自分のキャラのこと見てなかった。あはは」


「ふふ、もう、公介ったら」




 翌日。


 夜。


 舞が仕事から帰ってくる。


「公介〜!」


「おかえり〜、うわっ」


 舞がいきなり抱きついてくる。


「今日は生きて待っててくれたわね」


「え? ああ、昨日のゲームの話か」


「ふふ、そうよ」


「ちゃんと生きて待ってたよ。おかえり、舞、チュッ」


 舞におかえりのキスをしてあげる。


「ん、ただいま、公介。それじゃ、ゲームしましょう」


「おー!」

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