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第269話 犬10

 夜。


 舞が仕事から帰ってくる。


「ただいま〜、公介」


「舞、おかえり〜!」


 俺は舞に甘える。


「あん、うふふ、ねえ、公介、今日はお願いがあるんだけど……」


「お願い? 何?」


「今日は犬になっていい?」


「犬? 犬のコスプレがしたいってことか?」


「そう、今日は公介の飼い犬になりたい気分なの」


「そ、そうか、そんなに俺の飼い犬になりたいのか〜!」


「そうなの、お願いだわん」


 舞が犬のように甘えてくる。


「はは、舞、もう犬になりかけてるぞ、よしよし」


 舞の頭を撫でてあげる。


「く〜ん」


「さあ、舞、俺の飼い犬になってきてくれ!」


「了解だわん!」


 舞が着替えに行く。




 舞がセクシーな犬のコスプレをして戻ってくる。


「わんわーん!」


「お、おお! 俺の飼い犬は綺麗でエロくて最高だな〜!」


「あおーん」


「よし、舞、お座り」


「わう」


 舞が犬のようにお座りする。


「お手」


「わん!」


「おかわり」


「わん!」


「よーしよし、よくできたぞ、いい子だな〜」


 舞をなでなでして褒めてあげる。


「く〜ん」


「よし、それじゃ、散歩に行こうか」


「わんわーん!」


 俺は舞の首輪にリードを繋ぐ。


「散歩が終わったら、いっぱい可愛がってあげるからな」


「く〜ん」


 犬になった国民的アイドルと、愛し合った……。

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