第268話 ホラー映画3
昼。
俺はホラー映画を観た。
「やばいな、今の映画、すごい怖かったな……」
舞はまだ仕事から帰ってきていない。
広い家に一人でいて怖くなってきた。
「うう……こ、こういう時は、なんでもいいから舞の作品を観よう!」
俺は舞のライブの動画をテレビに流す。
「ふう、これで大丈夫……ああ、俺の舞、綺麗だよ、綺麗すぎるよ〜!」
夜。
舞が帰ってくる。
「舞〜!」
俺は舞に甘える。
「あは、公介、ただいま」
「おかえり、舞。うう、舞〜」
「あら、どうしたの、公介?」
「いや、今日めちゃくちゃ怖い映画観てさ〜。家に一人で怖かったんだよ〜」
「ふふ、そうだったのね。お風呂はもう入った?」
「……怖くて入れなかった」
「あはは、それじゃ、一緒に入りましょうか」
「うん、入る〜!」
舞と一緒にお風呂に入るはずが、準備があるから先に入っててと言われた。
湯船に一人で浸かる俺。
「舞、早く来てよ〜、怖いよ〜」
「ふふ、ごめんごめん、お待たせしました」
「お、おお!」
舞が白いスクール水着を着て、浴室に入ってきた。
「白スク水とはマニアックだな〜、最高だよ、舞!」
「うふふ、よろこんでもらえてよかったわ。さあ、おいで、身体洗ってあげるわ」
「は、はい、お願いしまーす!」




