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第249話 犬8

「はは、舞、おいで〜」


「わん!」


 俺はセクシーな犬のコスプレをした舞と遊んでいた。


「舞、散歩に行くぞ〜」


「わんわん!」


 俺は舞の首輪に繋がれたリードを持って、部屋の中を歩く。


 舞は犬のようによつんばいで歩く。




 散歩を楽しんだ後は、一緒にミステリー映画を観る。


 俺はソファーに座る。


 舞もソファーに上がって、犬のように俺にくっついてくる。


 俺は舞の身体を撫でながら、映画を観る。




「わん!」


「はは、そうだな、おもしろいな」


「く〜ん」


「ん? 違うのか?」


「わん、わん!」


「すまない、犬語はわからないんだ……」


「わふう……」




 映画の犯人がわかる。


「わんわん!」


「舞、どうした?」


「わおーん!」


「何を言ってるのかはわからないが、よろこんでいるみたいだな」


「やっぱり犯人はこの人だったのね!」


「うわっ、普通にしゃべった!」


「私、言ったわよね、この人が犯人だと思うって」


 そういえば、この犯人の出演シーンでわんわん騒いでいたな。


「わんわんって、犯人のことを言ってたんだな」


「そうよ〜、あ、わんわん!」


 舞が犬に戻る。


「偉いぞ、舞、お前は優秀な探偵犬だ!」


 俺は舞をなでなでして褒めてあげる。


「く〜ん」


「はは、気持ちいいか?」


「わふう」


「それじゃあ、映画も観たし、寝室に行こうか」


 犬になった国民的アイドルと、愛し合った……。

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