第245話 猫10
夜。
俺はセクシーな猫のコスプレをした舞と遊んでいた。
「それそれ〜」
「にゃんにゃん」
「そうだ、舞、今から俺は子供の設定な」
「にゃ?」
俺は子供のふりをする。
「あ〜、にゃんこだ〜!」
「ふにゃ!」
舞が猫のようによつんばいで逃げてしまう。
「まてまて〜」
「にゃっ、にゃっ」
「うわっ」
俺は転んだふりをして、泣き真似をする。
「うえ〜ん」
「にゃ……」
舞は無視して毛づくろいをする。
「ふえ〜ん」
俺は泣き続ける。
「ふにゃ……」
舞がこっちを見る。
俺はさらに泣く。
「うわ〜ん!」
「にゃ〜ん」
舞はよつんばいで近寄ってくると、俺の頬を舐めてくれる。
「猫さん、慰めてくれてるの?」
「んにゃ」
「優しい猫さんだ〜!」
俺は舞を抱きしめる。
「はにゃ!」
「そして、エッチなにゃんこだな〜」
俺は子供のふりをやめて、舞の身体を撫で回す。
「あん、にゃはん」
「よーしよし、いい子だね〜、ほれほれ〜」
「あはん、ふにゃん」
「ここはどうかな〜?」
「ふみゃ〜ん!」
「はは、本当に綺麗でエッチなにゃんこだな。さあ、寝室に行こうか」
「にゃお〜ん」
猫になった国民的アイドルと、愛し合った……。




