第244話 流しそうめん
「公介、今日は流しそうめんをやりましょう」
「えっ、やるやる〜、楽しそう!」
というわけで、舞が用意していた、流しそうめん機の準備をする。
「うおー、スライダータイプだ、かっこいいな!」
「うふふ、そうでしょ。公介、ちょっと待っててちょうだい」
「わかった」
舞が寝室に行く。
「お待たせ〜」
「お、おお!」
舞がセクシーなデザインの競泳水着に着替えてきた。
「な、なんで?」
「せっかくだから、公介をよろこばせてあげようと思ってね」
「あ、ありがとうございます!」
「うふふ、さあ、そうめん食べましょう」
「おー!」
そうめんを食べる。
「じゃあ、流すわよ〜」
「オーケー」
舞がそうめんを流す。
「お〜、流れてきた〜、楽しい〜!」
「公介、キャッチして」
「おう!」
流れてきたそうめんをキャッチして、めんつゆにつけて食べる。
「美味い! 楽しくて美味い!」
「ふふ、どんどん流していくわね」
「お願いしま〜す」
国民的アイドルが、家では競泳水着姿でそうめんを流しているとは、誰も思わないだろう。
「舞、今度は俺が流すから、舞も食べろ」
「ええ、お願いね」
舞と一緒にそうめんを食べた。
食後。
「舞〜」
「あん」
俺は舞に甘える。
「舞がそんな競泳水着を着てるから、俺はもう興奮してしまっている。責任を取れ〜!」
「あん、うふふ、はい、わかりました」
「舞〜!」
競泳水着を着た国民的アイドルと、流しそうめんを楽しんだ……。




