表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

243/317

第243話 ソフトクリーム

 舞がアイドルになる前の日常。中学生の頃の話。




 学校からの帰り道。


「暑いな〜、舞」


「ええ、そうね」


「コンビニでアイス買おうぜ」


「いいわよ」




 コンビニ。


「どれにしようかな〜」


「一個でいいわよ。それを一緒に食べましょう」


「わ、わかった。このソフトクリームはどうかな?」


「美味しそうね」


「じゃあ、これにしよう」




 公園。


 舞と一緒にソフトクリームを食べる。


「暑い中で食べるソフトクリームは美味いな〜」


「ふふ、そうね」


「やばい、舞、どんどん溶け出してるぞ」


「急ぎましょう」


 舞と急いでソフトクリームを食べる。


「ほら、舞、コーンも食べろ」


「ありがと、はむ、もぐもぐ、あとは公介が食べていいわよ」


「ああ、もぐもぐ、コーンも美味い!」




 ソフトクリームを食べ終わる。


 俺の手に、溶けたソフトクリームがたくさんついていた。


「公介、私にまかせて」


「え?」


 俺の手についたソフトクリームを、舞がペロペロ舐めてくれる。


「あ〜、き、気持ちいい……」


「うふふ、ペロペロ」


 舞が俺の腕の汗まで舐める。


「ま、舞、それは汗だから」


「甘い物を食べたあとだから、しょっぱいのが美味しく感じるわ、ペロペロ」


「あ〜!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ