第23話 水着グラビア
高校生の頃の話。舞は人気急上昇中の新人アイドル。
夜。
アイドルになったばかりの舞が、裏口からこっそり遊びに来る。
俺は裏口に舞を迎えに行く。
「公介、遊びに来たよ〜」
「おーう、いらっしゃい」
舞を連れて俺の部屋に戻る。
「あれ、この雑誌……」
「ああ、今日買ってきたんだよ」
机の上には、舞の水着グラビアが表紙の雑誌が置いてあった。
「大変だったぞ。どこの本屋でも売り切れでさ、あちこち探し回って、ようやく買うことができたんだ」
舞のグラビアは、なんてスタイルの良さだ! 高校生とは思えない! セクシーすぎるだろ! と、大絶賛の嵐だった。
「公介は買う必要ないでしょ。水着どころか、下着だって、裸だって、いつでも見られるんだから」
「そ、そうですよね……ちなみに、今日はどんなパンツを?」
「これよ」
「……素敵だ」
「ありがと」
「なんか……雑誌の水着グラビアを見ながら、その本人に目の前でパンツを見せてもらうって、すごい興奮するな……」
「うふふ……公介は変態さんだね」
「うう……否定できない」
「ほかに命令はございませんか? 変態さん?」
「ま、舞の全部が見たい。俺だけが見られる、舞を……」
「ふふ、わかりました……はい、どうぞ」
水着グラビアが大好評の新人アイドルと、ひたすらイチャイチャした……。




