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第229話 犬7

 夜。


 舞の帰りを待つ俺。


「今日はどうやって舞とイチャイチャしようかな……あ、そうだ、いいこと考えたぞ」




 舞が仕事から帰ってくる。


「公介、ただいま〜」


「わん!」


「あはは、何してるのよ」


 俺は犬耳をつけて、ダンボールに入っていた。


 ダンボールには拾ってくださいの文字。


 今日は俺が捨て犬になって、舞に可愛がってもらう作戦だ。


「どうしたの、ワンちゃん、捨てられちゃったの?」


「く〜ん」


「ああ、かわいそうに、うちの子になる?」


「わんわん!」


「うふふ、じゃあ、おいで」


「わおーん!」




 というわけで、舞に拾われた設定でイチャイチャする。


「さあ、ここが私の家よ」


「わんわん!」


 俺はよつんばいで部屋を歩き回る。


「うふふ、ほら、こっちにおいで」


「わおーん!」




 ソファーに座る舞に、なでなでしてもらう。


「よ〜しよし、いい子だね〜、可愛いね〜」


「あうん、わふう」


「これからは、私が可愛がってあげるからね」


「わん!」


「うふふ」


「あうーん、ペロペロ」


 俺は舞の顔を舐める。


「あはは、くすぐったいわ」


「わう、わう、ペロペロ」


「あはん、ダメよ……んっ」


「はあ、はあ、舞……」


「あ、公介、しゃべった〜」


「ごめん、でも、もう限界だぜ」


「うふふ、じゃあ、人間に戻ってイチャイチャする?」


「いや、お願いだ、舞、犬になってくれ!」


 俺は犬耳を外して、舞につける。


「ふふ、わかったわ、待ってて」


 舞が着替えに行く。




「わんわーん!」


 舞がエッチな犬のコスプレをして戻ってきた。


「ああ、やっぱり犬は舞がなるべきだな!」


「く〜ん」


「よしよし、いっぱい可愛がってあげるからな」


「わおーん!」


 犬になってくれた国民的アイドルと、愛し合った……。

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