第225話 可愛がる7
高校生の頃の話。舞は人気急上昇中の新人アイドル。
夜。
舞が裏口からこっそり遊びに来る。
俺は舞を裏口に迎えに行く。
俺の部屋。
「公介〜!」
部屋に入るなり、舞が抱きついてくる。
「おっと、舞、どうした?」
「私、私、私〜!」
「ああ、そうか、甘えたい日か?」
「そうです……」
母性が強い舞は、俺に甘えられるのが大好きだが、たまに甘えん坊になる。
「甘えん坊モードの日だったのに、仕事頑張ってきたんだな」
「そうなの、早く公介に会いたかったわ」
「偉いな〜、舞は、よしよし」
舞の頭を撫でてあげる。
「あん、えへへ」
「さあ、いっぱい可愛がってあげるからな、こっちおいで」
「やったー!」
というわけで、舞をベッドで可愛がってあげる。
「それそれ〜」
舞の身体中をなでなで。
「あん、はあん」
「ここ気持ちいいか?」
「んはっ、き、気持ちいいわ」
「ここはどうかな?」
「そ、そこもいいわ」
「じゃあ、ここは〜?」
「ああん、そ、そこは、ダメ……」
「ダメなの? じゃあ、やめる?」
「や、やめないで、ダメだけど、やめないで!」
「はは、わかったわかった。じゃあ、このダメなとこを、それそれ〜」
「あ〜!」
「公介、はふう……」
「舞、大好きだぞ」
「こ、公介……私も、私も大好き〜!」
「はは、よしよし、それじゃ、一緒に寝ような」
「うん!」
翌朝。
「公介、おはよう」
「ふわ〜っ、舞、おはよ」
「私、仕事に行く準備をしないといけないから、もう家に戻るわね」
「ああ、わかった。仕事頑張れよ〜」
「昨日はいっぱい可愛がってくれてありがとね、公介、チュッ」
「んっ」
「じゃ、行ってきまーす」
「ああ、行ってらっしゃーい」
舞が自宅に戻る。
俺も学校に行く準備をする。
人気急上昇中の新人アイドルを、可愛がってあげた……。




