表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

219/312

第219話 口移し2

 高校生の頃の話。舞は人気急上昇中の新人アイドル。




 夜。


 舞が裏口からこっそり遊びに来る。


 俺は裏口に舞を迎えに行く。




 俺の部屋。


「公介、今日もお土産持ってきたわよ」


「やったー!」


 舞が高級フルーツゼリーを買ってきてくれた。


「私は食べたことがあるんだけど、美味しかったから公介に買ってきたわ」


「ありがとうな。さっそく食べるぜ!」


 フルーツゼリーを食べる。


「美味い! 本当に美味いな、これ」


「ふふ、そうでしょ」


 フルーツゼリーを食べ続ける。


「あの、公介……」


「なんだ?」


「そのフルーツゼリーなんだけど……」


「舞も食べるか?」


「ええ、ちょっとだけいい?」


「もちろんいいぞ、はい、あ〜ん」


「そうじゃなくて」


「そうじゃない?」


「口移しで……」


「えっ、ああ、そういうことか。俺にこのゼリーを、口移しで食べさせてほしいんだな?」


「そうです……」


「舞は変態だな〜」


「うう……」


「よし、まかせとけ。今、口移しで食べさせてやるからな!」


「やったー!」


 俺はフルーツゼリーを口に含み、咀嚼する。


 舞を抱き寄せてキスをする。


 そして、ゼリーを口移しで舞に食べさせてあげる。


 人気急上昇中の新人アイドルが、男に口移しでフルーツゼリーを食べさてもらっていると知ったら、みんな驚くだろうな。


「あむ……」


「どうだ、舞?」


「美味しい〜!」


「それはよかった」


「公介、フルーツゼリーね、まだたくさんあるの」


「ああ、それは明日いただきますね」


「公介……」


「はは、冗談だよ。もっと口移しで食べさせてあげるからな」


「ありがと、公介。あ、おばさんたちの分は、ちゃんと残しておいてね」


「わかってる、それじゃあ……」


 俺は口にフルーツゼリーを含んで咀嚼する。


 そして、舞にキスをする。


「あむ……」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ