第215話 満月
舞がアイドルになる前の日常。中学生の頃の話。
舞と一緒に学校から帰宅。
「それじゃ、夜に公介の部屋に行くからね」
「おう」
俺の家。
俺はお風呂に入ってから、夜ご飯を食べる。
家の庭。
俺は庭で舞を待つ。
なんとなく夜空を見上げる。
「おお、今日は満月だったのか……」
満月を眺めていると、舞が家から出てきた。
「あ、公介、こんばんは」
「こんばんは、舞、今日は満月だぞ」
「あら、本当ね」
舞と一緒に夜空を眺める。
「綺麗ね」
「そうだな、舞〜!」
俺は舞に抱きつく。
「あん、うふふ、急にどうしたの?」
「はは、ちょっとダンスしようぜ」
「ええ、いいわよ」
舞と抱き合いながら、ダンスをする。
「満月の下でダンスなんて、ロマンチックね」
「はは、そうだろ」
満月を見ながら、舞とイチャイチャした。
「よし、ダンスもしたし、俺の部屋でゲームするぞ〜」
「おー」
俺の部屋。
俺は舞に甘える。
「うふふ、どうしたの、公介、ゲームするんじゃないの?」
「いや、満月をずっと見てたら、なんか興奮しちゃってさ」
「ふふ、公介は狼男だったの?」
「がうがう」
俺は狼のようによつんばいになって舞に甘える。
「あら、狼さん、おいで」
「がう〜、あう〜」
舞が俺を可愛がってくれる。
「よしよし、人懐っこい狼さんね」
「わおーん!」




