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第214話 チアガール2

 今日は舞がコスプレをしてサービスしてくれる日だ。


 ああ、早くエッチなコスプレをした国民的アイドルと、イチャイチャしたいよ〜!




「お待たせ〜」


「お、おお!」


 今日のコスプレはチアガールだった。


「さ、最高だよ、舞!」


 俺は興奮して舞に抱きつこうとする。


「あん、待って、公介」


「な、なんで?」


「せっかくチアガールのコスプレをしたんだから、愛し合う前に何か応援させて」


「またかよ。う〜ん、そうだな、じゃあまたゲームでもするか」




 というわけで、チアガールに応援してもらいながら、野球ゲームをする。


「フレ、フレ、公介!」


「よ〜し、やってやるぜ!」


 野球ゲームを始める。


 しかし、俺のチームは初回に満塁ホームランを打たれてしまった。


「うわ〜、これは厳しいぜ……」


「公介、まだ初回だし大丈夫よ、追いつけるわ」


「最初からやり直していい?」


「それはダメよ」


「え〜」


「公介、頑張って、諦めないで!」


「わかった、必ず逆転勝ちしてやるぜ!」




 俺は試合を続けて、少しずつ点差を縮めた。


 そして最終回。


 あと1点取れば逆転だ。


「フレ、フレ、公介、頑張れ、頑張れ、公介!」


「うおー! あっ……」


「あー、打ち上げちゃったわね」


「エラーしろ、落とせ!」


 俺が打ち上げたボールは、しっかりとキャッチされた。


「……」


「ゲームセット、惜しかったわね、公介」

 

 俺は試合に負けてしまった。




「くっ、応援してもらったのに、すまない、舞」


「公介……」


 舞が俺を優しく抱きしめてくれる。


「いい試合だったわ、公介、感動したわ!」


「舞……ありがとう。次は必ず勝つよ」


「さあ、おいで、公介。今度は寝室で公介を応援してあげるわ」


「やったー!」


「うふふ」


 チアガールのコスプレをした国民的アイドルと、愛し合った……。

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