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第207話 ゲーム6

 舞がアイドルになる前の日常。中学生の頃の話。




 学校からの帰り道。


「舞、明日は休みだし、いっぱい遊ぶぞ〜」


「ええ、わかってるわ」




 帰宅。


「舞、それじゃあ、夜、俺の部屋に来いよ〜」


「ええ、了解で〜す」




 俺はお風呂に入ってから、夜ご飯を食べる。




 家の庭で舞を待つ。


「あら、こんばんは、公介」


「こんばんは〜」


「庭で待っててくれたのね」


「そうだよ、早くゲームするぞ〜」


 と言いながら、舞に抱きつく。


「あん、ふふ、ゲームするんじゃないの?」


「その前にダンスだ!」


 舞と手を取り合い、家の庭でダンス。


「公介、私の腰に手を回して、抱き寄せて」


「こ、こうか?」


「もっと強くていいわよ」


「こ、こうだな?」


「それでいいわ」


 俺は腰を抱き寄せているだけで、舞がそれらしい動きをしてくれる。


「はは、いい感じだな」


「ふふ、そうでしょ」


「おっと、サンダルが脱げちゃったぜ」


「あははっ」




 舞とダンスを楽しんでから、俺の部屋に行く。


「さあ、ゲームするぞ〜!」


「おー」


 舞とソファーに並んで座り、一緒にゲームをする。




 舞と協力して、化け物と戦う。


「公介、敵がそっちにいったわ」


「くらえ!」


 俺は襲ってくる敵を銃で撃とうとする。


「あれ? 撃てない?」


「公介、リロード!」


「え、うわ〜!」


 俺は殺されてしてしまった。


「すごい殺され方したぜ……」


「公介、リロードは忘れちゃダメよ」


「は〜い」




 ゲームを進める。


「うわ、またさっきの敵が出てきたよ」


「私が戦うわ」


「援護するぜ」


 舞が敵と戦う。


「きゃーっ!」


「ああ、やばい!」


 舞が敵に捕まる。


「公介、助けてちょうだい」


「まかせとけ」


 俺は銃で敵を撃とうとする。


「あれ?」


「公介、リロード!」


「あ、しまった。うわっ、舞がすごい殺され方してる……」


「公介……」


「はは、すまんすまん。リロードってつい忘れちゃいますよね〜」


「もう、うふふ」




「く〜……」


「公介、ソファーで寝ちゃダメよ」


「ん……ああ、寝てたか、ふわ〜っ」


 俺はソファーでゲームをやりながら、寝落ちしていたらしい。


「さあ公介、ベッドで一緒に寝ましょう」


「は〜い」

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