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第205話 ゲーム5
舞がアイドルになる前の日常。中学生の頃の話。
夜。
舞が俺の部屋に遊びに来る。
「よく来たな、舞〜」
とりあえず抱きしめる俺。
「あはっ、毎日来てるじゃない」
そう言いながら、舞も抱きしめ返してくれる。
「舞〜、舞〜」
「よ〜しよし、いい子いい子〜」
「あふ〜」
「うふふ」
舞とイチャイチャした。
「よし、イチャイチャしたし、ゲームするぞ!」
「はーい」
舞とホラーゲームをする。
まず俺がプレイ。
「やばい、ダメだ、これマジで怖すぎるわ。やっぱり舞が先にやってくれ」
「ふふ、オーケー」
すぐに舞にバトンタッチ。
「たしかに怖いわね」
舞がゲームを進めるのを見守る。
見ているだけでも怖くて、俺は舞に抱きつく。
「わっ!」
「おわっ!」
急に抱きつかれて驚く舞に、驚く俺。
「あはは、公介、急に抱きつくからびっくりしたわ」
「はは、すまんすまん」
「ふふ、私も怖いから、そのままくっついてて、公介」
「まかせとけ」
美しすぎる幼馴染と、くっついてホラーゲームをした……。




