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第200話 ローキック

 舞がアイドルになる前の日常。中学生の頃の話。




 舞と一緒に学校から帰宅。


「それじゃ、舞、早めに俺の部屋に来いよ」


「ええ、わかってるわ」


 今日は舞と一緒に俺の部屋で、総合格闘技の試合を観る予定だ。




 俺の家。


 俺はお風呂に入って、夜ご飯を食べる。




 舞が俺の部屋に遊びに来る。


「舞、いらっしゃいからのハグ〜」


「うふふ」


 舞とハグをする。


「ギュ〜」


「あはは、公介、もう試合始まってるわよ」


「おっと、そうだった」


 ソファーに舞とくっつきながら座る。


 そして総合格闘技の試合を観ては、次の試合が始まるまでイチャイチャする。




 チャンピオンと挑戦者が入場して、メインイベントの試合が始まる。


「うおー、いよいよ始まったな」


「二人とも、いい動きね」


「チャンピオンのローキック、効いてるな」


「そうね……あっ!」


「うげーっ!」


 ローキックを蹴ったチャンピオンの足が折れてしまった……。


 マットに倒れるチャンピオン。もちろん試合はストップ、挑戦者の勝利だ。


「めちゃくちゃ痛そ〜。なんか自分の足までザワザワしてくるな」


「ふふ、わかるわ」


「お、リプレイだ」


 リプレイのスロー映像で、チャンピオンの足が骨折するシーンが流れる。


「お〜う、これはグロい!」


 俺は思わず舞に抱きつく。


「よしよし」


 舞がなでなでしてくれた。




 総合格闘技の試合が終わったので、ゲームをする。


「やっぱり今日は格闘ゲームだよな」


「ええ、やりましょう」


 舞と格闘ゲームで勝負する。




 俺が負ける。


「くそ〜!」


「ふふ、いいカウンターが決まったわね」


「ダイレクトリマッチだ!」


「いいわよ」




 舞と一緒に俺のベッドで寝る。


「う……」


「どうしたの、公介?」


「今、チャンピオンの折れた脚を思い出した。あの逆に曲がった脚を……」


「あはは、しょうがないわね。ほら、抱きしめてあげるわ」


「舞〜」


「うふふ、よーしよし、いい子いい子」


 美しすぎる幼馴染と、総合格闘技の試合を楽しんだ……。

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