表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

187/283

第187話 おんぶ2

 舞がアイドルになる前の日常。中学生の頃の話。




 学校からの帰り道。


「公介、おんぶさせて」


「なんでだよ」


「たまに公介のこと、おんぶしたくなるのよ」


「恥ずかしいよ」


「じゃあ、家の近くまで行ってから」


「それならいいか……」




「この辺まで来たらいいんじゃない?」


「そうだな」


 舞におんぶしてもらう。


「よいしょっと」


 舞が俺をおんぶして、楽しそうに歩く。


「舞〜、頑張れ〜」


「お〜!」




 家に着く。


「はい、到着〜」


「お疲れさま、舞」


「いえいえ」


「舞〜!」


 俺はおんぶされたまま、舞に抱きつく。


「あら、どうしたの、公介?」


「舞がおんぶするから、子供の気分になっちゃった」


「ふふ、それじゃあ、もうちょっとおんぶして歩いてあげるわ」


「わ〜い!」


 舞が俺をおんぶしながら、家の庭を歩いてくれた。




 夜。


 舞が俺の部屋に遊びに来る。


「公介、抱っこしてあげるわ、おいで」


「いや、今日はおんぶしてもらったからな。俺が舞を抱っこする〜」


「あらそう、じゃあ、お願いしま〜す」


 ソファーで舞を抱っこしてあげる。


「そら、なでなで〜」


「あん、うふふ、気持ちいいわ」


 美しすぎる幼馴染に、おんぶしてもらった……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ