181/283
第181話 甘えて2
高校生の頃。舞は人気急上昇中の新人アイドル。
夜。
舞が裏口からこっそり遊びに来る。
俺は舞を裏口に迎えに行く。
俺の部屋。
「公介、私、今日は仕事で疲れてるから……」
「そうなのか……」
「いっぱい甘えてちょうだい」
母性が強い舞は、疲れてる時こそ俺に甘えて欲しいらしい。
「オーケー、それじゃあ、いっぱい甘えるぞ〜!」
「ふふ、お願いしま〜す」
ソファーで舞に甘える。
「舞、抱っこして〜」
「いいわよ、ほら、おいで、公介」
「わ〜い!」
「うふふ、いい子ね、なでなで〜」
「うは〜、気持ちいい〜!」
「舞、ベッドでギュッてして〜」
「ええ、いいわよ」
ベッドで舞と抱きしめ合う。
「舞、大好きだよ、舞〜!」
「ああ、公介、私も大好きよ、公介〜!」
舞にいっぱい甘えた……。
「はふう、ありがと、公介、すごく癒されたわ」
「それはよかった。ねえ、舞、このまま、甘えながら寝ていい?」
「ええ、もちろんよ。おやすみ、公介……」
「おやすみ、舞……」
人気急上昇中の新人アイドルに、甘えてあげた……。