表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

179/284

第179話 牛2

 舞の新作映画が公開されて、週間ランキングで一位になっていた。


 もちろん家から出られない俺は、観に行けないんだけど。




「ただいま〜」


 舞が帰ってきた。


「舞、おかえり〜!」


「ふふ、ただいま、公介。今日は時間があるから、私の新作映画の内容を一人芝居で表現してあげるわ」


「やった〜!」


「じゃあ準備してくるから、ちょっと待っててね」


「は〜い」




 俺はお菓子とジュースを用意して、ソファーに座る。


 舞が部屋に戻ってくる。


「お、おお!」


 舞はなぜか牛のコスプレをしていた。それも露出度の高いエッチな牛のコスプレだ。


「え、主人公って牛だったっけ?」


「あはは、違うわよ。せっかくだから、公介のよろこぶコスプレでやろうって思っただけ」


「な、なるほど、そういうことだったのか」


「それじゃ、一人芝居を始めるわよ!」


 舞が一人芝居を始める。


 エッチな牛のコスプレで芝居をされて、俺はちゃんと感動できるのだろうか……。




 舞の一人芝居が終わる。


「うう……ブラボー!」


 めちゃくちゃ感動した俺は、泣きながら拍手をする。


「ふふ、ありがとうございました」


「舞〜!」


 俺は舞に抱きつく。


「あん」


「舞、お、俺、もう……」


 俺は感動しながら、しっかり興奮もしていた。


「ふふ、我慢しないでいいのよ、公介」


「ありがとう、舞〜!」


「モ〜!」


 エッチな牛のコスプレをした国民的アイドルと、愛し合った……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ