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第178話 休日

 舞がアイドルになる前の日常。中学生の頃の話。




 深夜。


 俺の部屋。


 俺は舞とゲームをしていた。


「うわ〜、またここで死んだよ!」


「あはは、公介、同じとこで何回死んでるのよ」


「だめだ、眠くて集中力がなくなってる……」


「もう寝ましょうか?」


「いや、まだだ……せめてこのチャプターはクリアしよう」


「わかったわ、もうちょっとだけ頑張りましょう!」


「おー!」




「よし、なんとかクリアしたぜ。舞、寝よう」


「は〜い」


 俺のベッドで舞と一緒に寝る。


「公介、ギュッてさせて」


「わ〜い」


 舞に抱きしめてもらう。


「ああ、舞〜」


「うふふ、おやすみ、公介」


「おやすみ……く〜」




「う〜ん……」


「おはよう、公介」


「ああ、おはよ、舞、ふわ〜っ」


 今日は、学校は休みだ。


 母さんは出かけていたので、舞にご飯を作ってもらって食べた。




「舞、ゲームの続きしようぜ!」


「その前に、庭でちょっと運動しましょう」


「そうだな、そうしようか」


 舞と庭に出る。


 舞と準備運動をする。


「公介、おんぶさせて」


「オーケー、乗るぞ〜」


「よいしょっと」


 舞が俺をおんぶして庭を歩く。


「はは、舞〜」


 俺は舞を抱きしめる。


「うふふ、公介、歩きづらいわ」


「それそれ〜」


 俺は舞をくすぐる。


「あん、あははっ、だめよ、公介を落としちゃうわ」


「ははっ、今度は俺が舞をお姫様抱っこしてやるぞ」


「わ〜い!」


 舞をお姫様抱っこして、庭を歩く。


「うふふ、ありがとう、王子様」


「はは、どういたしまして、お姫様」




 庭で運動した後は、一緒に俺の家のお風呂に入る。


 そして、俺の部屋でゲームの続きをする。


 美しすぎる幼馴染と、休日を満喫した……。

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