第177話 可愛がる5
朝。
俺は舞に行ってらっしゃいのハグとキスをしようとする。
「舞、行ってらっしゃ〜い、チュッ」
「あむっ」
「んんっ!」
舞に行ってきますのキスとは思えない、濃厚なキスをされる。
「ぷはっ、ど、どうしたんだ、舞?」
「んはっ……ごめんなさい、私、今日はたぶん甘えたい日みたい」
「なるほど、そういうことか」
母性が強い舞は、俺に甘えられるのが大好きだが、たまに甘えん坊になる。
「じゃあ帰ってきたら、いっぱい可愛がってあげるからな」
「ええ、お願いするわ。じゃ、行ってきま〜す!」
「行ってらっしゃ〜い!」
夜。
舞が仕事から帰ってくる。
「公介〜!」
舞が俺に甘えてくる。
「お〜、よ〜しよし、おかえり、舞」
「ただいま〜、公介、公介、公介〜!」
「はは、舞、ちょっと落ち着いて、ちゃんと可愛がってあげるから」
「ありがと、公介。そうだわ、何かコスプレして欲しい?」
「う〜ん、そうだな……じゃあ、今日はセクシーなドレスを着てくれ!」
「オーケー、すぐに着替えてくるわ」
舞がセクシーなドレスに着替えてくる。
「いいね、舞、最高だよ! さあ、おいで〜」
「わ〜い!」
ソファーで舞を可愛がってあげる。
「ほ〜ら、なでなで〜」
「あはん、公介〜」
「いい子だな、舞〜」
「はふ〜、気持ちいい〜」
舞のドレスが乱れて、下着が見える。
「あれ、舞、下着もすごいセクシーじゃないか」
「だって、セクシーなドレスに合わせようと思って」
「そこに立って、よく見せなさい!」
「は、はい!」
ソファーに座る俺の前に立って、舞が下着を見せてくれる。
「お、おお……!」
「うう……」
「恥ずかしいのに、よく頑張った。褒めてやるぞ〜」
「あん、えへへ」
「よし、それじゃあ舞、寝室に行こうか」
「はい……」
セクシーなドレスを着た国民的アイドルを、可愛がってあげた……。