第174話 ゲーム2
舞がアイドルになる前の日常。中学生の頃の話。
学校からの帰り道。
「舞、明日から連休だから、いっぱいゲームしような」
「ふふ、ええ、いいわよ」
「よし、コンビニ寄ってお菓子買おうぜ」
「わかったわ」
コンビニでお菓子を買ってから、家に帰る。
家に着く。
「それじゃ、夜になったら公介の部屋に行くからね」
「おう」
俺はお風呂に入ってから、夜ご飯を食べる。
俺の部屋に舞が遊びに来る。
舞とお菓子を食べながら、ホラーゲームをする。
「うわ〜、なんか怖いなこの場所……うわっ!」
「あははっ、公介驚きすぎよ。今のは私が扉を開けた音よ」
「な、何だ、そうだったのか。よし、それじゃあ先に進もう」
「了解でーす」
先に進み、アイテムを見つける。
「なんかこのアイテムを取ったら、敵が出てきそうだよな」
「ふふ、たしかにそんな感じね」
「よし、覚悟はできた。舞、取るぞ?」
「オーケーよ」
「はい、取った!」
「向こうの部屋から何か来るわ」
「やっぱりか」
グロテスクな敵が襲いかかってくる。
「うわ〜、めちゃくちゃ怖い!」
「公介、落ち着いて、攻撃して!」
「お、おう……」
舞と連携して、敵を銃で撃ちまくる。
「ちょっと待て、この敵、全然死なないんだけど?」
「どうやって倒すのかしら?」
「もう弾なくなっちゃうよ〜」
「く……ここは戦略的撤退よ」
「逃げろ〜」
とりあえず逃げて辺りを捜索。
「なんか武器を発見したぞ!」
「どれどれ、あ、これを使えばさっきの敵を倒せるんじゃない?」
「よし、さんざん怖がらせてくれたあいつを倒しに行くぞ!」
「おー!」
見事にやっかいだった敵を倒した。
「よくやったわ、公介、よしよし」
「えへへ」
舞に褒めてもらった。
「ふう、舞、そろそろ休憩するか。厳しい戦いが続いて疲れたぜ」
「ええ、タフな敵が多かったわね」
「舞〜」
「あん」
俺は舞に甘える。
「よしよし、よく戦ったわね、公介」
舞がなでなでしてくれる。
「あう〜、気持ちいいよ、舞〜」
美しすぎる幼馴染と、ゲームを楽しんだ……。