第161話 パンケーキ
朝。
寝室。
「ご主人様〜」
「う〜ん……」
「ご主人様、起きてくださ〜い」
「ふわ〜っ、あれ、舞?」
「ふふ、おはようございます、ご主人様」
綺麗すぎるメイドさんが俺を起こしてくれた。
そう、舞が朝からセクシーなメイドのコスプレをしてくれていたのだ。
「ああ、おはよ、舞。朝からコスプレしてくれるなんて、どうしたんだ?」
「今日はちょっと時間に余裕があったから、朝からサービスしてあげようと思ってね」
「そうか、ありがたいぜ!」
朝から国民的アイドルが、セクシーなメイドのコスプレして起こしてくれるなんて、最高だな〜。
キッチンに行く。
「それではご主人様、朝ご飯を作るので座って待っていてください」
「うむ、頼むぞ」
セクシーなメイドさんが朝ご飯を作ってくれるのを眺める。
あ〜、エロいな〜、たまらないな〜。
朝から興奮してしまうぜ……。
「ご主人様、朝食ができました」
「おおっ!」
朝食はパンケーキだった。
「いただきまーす!」
メイプルシロップをかけて食べる。
「う〜ん、ふわっふわで美味し〜!」
パンケーキを食べ終わる。
「舞、ごちそうさま、美味しかったぞ」
「はい、ありがとうございます、ご主人様」
「そ、それじゃ、舞……」
興奮していた俺は、舞を抱きしめようとするが……。
「あ、私、そろそろ仕事に行かないと」
「えっ……あ、そ、そうか」
舞が服を着替えに行く。
「それじゃ、行ってくるわね」
「ああ」
舞に行ってらっしゃいのハグとキスをしてあげる。
「んっ、それじゃ、行ってきまーす!」
「行ってらっしゃーい!」
舞を見送った。
「うおーっ!」
俺は興奮を健康のためのトレーニングにぶつけた……。
夜。
舞が仕事から帰ってきた。
「ただいま〜」
「おかえり〜」
俺は舞に抱きついて甘える。
「あ、あの、舞……」
「何?」
「あ、あのね……」
「ん? どうしたの、公介、恥ずかしがらないで言ってごらん」
「あ、朝着てたメイド服、また着てちょうだい!」
「うふふ、ええ、もちろんいいわよ」
「やった〜!」
セクシーなメイド服を着てくれた国民的アイドルと、愛し合った……。