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第160話 たこ焼き

 小学生の頃。


 俺の家。


 俺は舞と遊んでいた。


 買い物に行っていた母さんが、お土産にたこ焼きを買ってきてくれた。


「やったー、たこ焼きだー!」


「おばさん、ありがとうございます」


 舞と一緒にたこ焼きを食べる。


「うん、美味い!」


「ええ、美味しいわね」


「舞、たこ焼き食べたら、部屋行ってゲームしようぜ」


「いいわよ、何する?」


「探検したい洞窟があるんだよ。昨日ちょっと一人で入ってみたら、すぐ殺されたんだよ〜」


「ふふ、まかせて、私と一緒なら大丈夫よ」


「心強いぜ!」




 中学生の頃。


 学校からの帰り道。


「公介、どこかに寄ってく?」


「なんか食べようぜ」


「何食べたい?」


「う〜ん、そうだな……たこ焼き食べよう!」


「ええ、いいわよ」




 お店に行ってたこ焼きを買う。


 公園でたこ焼きを食べる。


「舞、たこ焼き食べさせてちょうだい」


「熱いから気をつけてね、はい、あ〜ん」


「あ〜ん、はふはふ、熱いけど美味い!」


「はふはふ、本当ね、美味しいわ」


 舞と一緒にたこ焼きを食べながらおしゃべりを楽しんだ。


「公介、あと全部食べていいわよ」


「やったぜ、あ〜ん」


「ふふ、はい、あ〜ん」


 たこ焼きを食べ終わる。


「ふう、美味かった」


「ふふ、公介、口拭いてあげるわ」


「ん〜、サンキュー」




 高校生の頃。


 舞はアイドルになり、高校も別々になった。


 俺は学校から一人で帰る。


「うー、さむさむ。たこ焼きでも食べようかな」


 舞からもらったお小遣いで、たこ焼きを買う。


 公園でたこ焼きを食べる。


「美味い……」




 同棲している現在。


 舞がたこ焼き器を買ってきてくれた。


「公介、これで今夜はタコパしましょう!」


「やった〜、たこ焼きパーティーだ〜!」


 国民的アイドルと、タコパをした……。

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