第152話 チェック
高校生の頃の話。舞は人気急上昇中の新人アイドル。
夜。
舞が裏口からこっそりと遊びに来てくれた。
俺は舞を裏口まで迎えに行く。
俺の部屋。
「舞、寒い中、外でロケして風邪ひいてないか?」
「ふふ、ちゃんとスタッフさんが対策してくれてるから大丈夫よ。公介は体調崩してない?」
「大丈夫だよ、ずっと家でゲームしてるだけだし」
「そう、よかったわ。でも、運動もちゃんとしてる?」
「してるよ〜」
「じゃあ、チェックしましょうか」
舞が俺の身体のあちこちをさわる。
「ははっ、ちゃんと運動もしてるって」
「そうみたいね」
「舞もチェックしてやるぜ」
今度は俺が舞の身体をチェック。
まあ、チェックしなくても、国民的アイドルの身体が素晴らしいのはわかっているが。
「あん、あははっ」
「ほれほれ〜」
「あははっ、もう、くすぐってるだけじゃない」
「……」
「んっ、ダメ、あはん」
おっと、つい興奮してしまったぜ。
「舞、本当に素晴らしい、美しすぎる身体だな!」
「もう、公介、すぐ興奮しちゃうんだから」
「はは、すいません」
「はい、公介、お小遣いよ」
「やった〜、何買おうかな〜」
「ふふ、好きなもの買って。あと、お土産よ」
「わ〜い、美味しそうなスイーツ!」
「私は食べたことがあるんだけど、本当に美味しいわよ。飲み物も用意してあるからね」
「気が利く彼女なんだぜ、褒めてやろう、そらそら〜」
「あん、うふふ、やったー」
「いい子だな〜、舞は」
「んあっ、はあん……嬉しいわ、公介、あん」
舞をたくさん褒めてあげた……。
俺はお土産のスイーツを食べる。
「うん、甘すぎなくて美味しいな!」
「そうでしょ、はい、お茶もどうぞ」
「サンキュー」
スイーツ食べた後。
「公介、ゲームやっていい? ゲームやりましょう!」
「もちろんいいぞ。ゲームに飢えてるな」
「だって忙しいんだもの、じゃあやりましょう」
「はいはい」
舞がゲームをやる。
「舞、抱っこしてあげるからおいで」
「は〜い」
俺はゲームしている舞を抱っこする。
「舞はゲームに集中してていいからな」
「ええ、楽しませてもらうわ」
舞はゲームを楽しむ。
俺はゲームの邪魔をしない程度に、舞の身体を楽しむ。
「うりゃ〜、死ね死ね〜」
「ああ、舞〜」