第146話 冬休み
舞がアイドルになる前の日常。中学生の頃の話。
冬休み。
俺の部屋。
「ふわ〜っ……」
「ん……おはよ、公介」
「ああ、おはよ、舞」
俺はベッドで舞と一緒に寝ていた。
朝まで舞とイチャイチャして、ゲームして、映画観て、そしてまたイチャイチャしてと、冬休みを満喫していたのだ。
「すぐにご飯を作るわね」
「お願いしま〜す」
昼間は親がいないことが多いので、ご飯は舞に作ってもらう。
「美味しいよ、舞」
「よかったわ。はい、お茶もどうぞ」
「サンキュー」
ご飯を食べた後は、舞と庭で運動することにした。
家の庭。
「うー、さむさむ」
「ふふ、動けばあったかくなるわ」
「そうだな」
舞と協力しながら、ストレッチしたり、筋トレしたりする。
「舞、ダンスしよう。舞のダンスが見たいぜ!」
「いいわよ」
今流行ってるダンスを舞に踊ってもらう。
「舞、ダンスうまいぞ、そして綺麗だぞ!」
「ふふ、ありがと」
舞のダンスをスマホで撮影しながら楽しむ。
舞が俺の撮影した動画で、自分のダンスをチェックする。
「ふむ、もっとこうした方がセクシーね。見ててちょうだい、公介」
「わかった。おお、本当だ、さっきよりセクシーだよ!」
「ふふ、じゃあ、今度は公介が踊ってみて」
「わかった」
俺も一生懸命踊る。
「いいわよ、公介、素敵よ!」
「ははっ、サンキュー!」
この後も、舞とイチャイチャしながらいろんな運動をした……。
「ふーっ、汗かいた。舞、お風呂入ろうぜ」
「ええ、そうね」
あらかじめ準備しておいた、俺の家のお風呂に舞と入る。
舞と洗いっこしたあと、一緒に湯船につかる。
「公介、マッサージしてあげるわ」
「ありがとう、舞、あ〜、気持ちいい〜!」
「うふふ」
「よし、交代だ。俺もマッサージしてやるぞ」
「あはん、気持ちいいわ、公介」
運動後に舞と一緒に入るお風呂は最高だぜ!
お風呂から上がったら、俺の部屋で舞とのんびりする。
「舞〜」
俺は舞にベッドの上で甘える。
「ふふ、よしよし、いい子いい子」
「あふう、気持ちいい〜」
「寝ちゃってもいいのよ。今夜も一緒に遊ぶんだから」
「そうだな……く〜」
「うふふ」
夜ご飯の時間になったら、舞はいったん自宅に戻る。
「それじゃ、夜ご飯食べたらまた来るわね」
「おう」
俺は夜ご飯を食べる。
そしてまた舞が俺の部屋に遊びに来る。
「よし、舞、ゲームしようぜ!」
「おー!」
美しすぎる幼馴染と、冬休みを満喫した……。