第137話 テレビ番組
高校生の頃の話。舞は人気急上昇中の新人アイドル。
夜。
舞が裏口からこっそり遊びに来てくれた。
俺は裏口に舞を迎えに行く。
俺の部屋。
「わ〜、舞、舞〜!」
部屋に戻ってすぐに舞に甘える俺。
「あはっ、よしよし、どうしたの、公介?」
「だってだって〜」
「だって、何?」
「舞が綺麗で、綺麗すぎて、すっごく甘えたくなるんだよ〜」
「うふふ、ありがと。私も公介に甘えて欲しいわ。ほら、もっと甘えて」
「ん〜、舞〜!」
「よーしよし、私の公介、いい子いい子〜」
「あう〜」
舞に可愛がってもらった……。
「はい、公介、お土産よ」
また舞がテレビ局の楽屋弁当やケータリングのお菓子を、持ち帰ってきてくれた。
「おお、ありがとうな。また美味そうな弁当とお菓子だな。よし、キッチンに行って弁当をあっためてこよう」
「お〜」
舞とキッチンに行く。
両親はもう寝室に戻っていた。
弁当をレンジでチンする。
俺の部屋に戻って弁当を食べる。
「弁当美味いぜ!」
「そうでしょ、公介に食べさせたいって思ったものを持ってきてるからね」
「舞は俺の好みをわかってくれてるからな〜」
弁当を食べ終わった後。
お菓子を食べながら、舞とのんびりする。
「舞、これからデートしないか?」
「ふふ、ええ、いいわよ」
というわけで、舞とゲームする。
ゾンビの大群によって崩壊した街を、舞とデートする。
「舞、やばい、ゾンビに囲まれたぞ」
「公介、あの車に乗りましょう!」
「わかった!」
舞の運転する車でドライブする。
「公介、どこ行く?」
「あのショッピングセンターに行こうぜ」
「了解!」
ショッピングセンターの中に入る。
店内はゾンビだらけだった。
「やばい、さすがにゾンビが多すぎる」
「私が道を作るわ!」
「オーケー、俺は後ろのゾンビを倒すぜ!」
ゾンビの群れと激しい戦いを繰り広げた……。
ゲームの後は、ベッドで舞とイチャイチャする。
「あ〜、やっぱり公介とゲームしてるのが一番楽しいわ」
「俺もだよ、舞〜」
「うふふ、ほらほら、気持ちいい?」
「あ〜、気持ちいい〜。そうだ、舞の出てたテレビ番組観ようぜ」
録画しておいた、舞が出演したテレビ番組を観る。
「こういう舞と一緒に観ていたテレビ番組に舞が出てると、今でも不思議な気持ちになるな」
「ふふ、私もよ。あー、この番組公介と一緒に観てたな〜って思いながら出てるわ」
「しかし、テレビの中の舞も、今隣にいる舞も綺麗だな〜」
「あん、ふふ、公介、くすぐったいわ」
「ははっ、こうしてテレビに出ている舞を観ながら、舞の身体にさわっていると、妙に興奮してしまうな」
「うふふ……公介は変態さんね」
「変態でごめんっ、舞〜!」
「ああ、公介〜!」