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第135話 おでん

 舞がアイドルになる前の日常。中学生の頃の話。




 学校からの帰り道。


「公介、どっか寄る?」


「そうだな〜、コンビニでも寄ろうぜ」


「ええ、わかったわ」




 コンビニに寄る。


「そうだ、舞、おでん食べようぜ!」


「ええ、いいわよ」


「何食べようか?」


「公介、もち巾着好きでしょ」


「わかってるね〜。よし、いろいろ買って半分こしよう」


「ふふ、そうね」


 おでんを買ってコンビニを出る。




 公園でおでんを食べる。


「よし、食べるぞ」


「どれから食べる?」


「う〜ん、まずはたまごを食べよう」


「は〜い」


 舞が箸で二つに割って食べさせてくれる。


「熱いから気をつけてね。はい、あ〜ん」


「あ〜ん、あむ、熱っ、でも美味い!」


 舞が残りの半分を食べる。


「あむ、うん、美味しいわね」


「よし、次は大根ちょうだい」


「オーケー」


 舞が大根を箸で一口サイズにして、からしをつけて食べさせてくれる。


「はい、あ〜ん」


「あ〜ん」


 大根も舞と半分こして食べた。


「う〜ん、美味しい〜」


「ええ、味がよく染みてるわね。じゃあ次は何にする?」


「よし、もち巾着いっちゃおう」


「了解です」


「もち巾着を半分こするの難しいな」


「だいたいでいいわよ。ほら、あ〜ん」


「あ〜ん」


 もち巾着をだいたい半分食べる。


 舞も残った部分を食べる。


「もちが美味い!」


「ええ、本当に美味しいわ」


「よし、次はちくわだ」


「はいはい」


 美しすぎる幼馴染と、公園でおでんを食べた……。

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