第129話 バニーガール3
今日は舞が主演をつとめる女子高生探偵ドラマの、最新話が放送される日だ。
ドラマは社会現象レベルで大ヒット中だ。
「は〜、舞は今週も綺麗だな〜!」
ドラマの中で舞が演じる女子高生探偵が、事件解決のために違法な闇カジノに潜入する。
その際、女子高生探偵はバニーガールのコスプレをする。
「お〜! 国民的アイドルのバニーガールだ〜!」
これは放送後の反響も大きそうだ。
舞が帰宅。
「おかえり〜、舞」
「公介、ただいま〜」
「あの、あのさ、舞」
「ん? 公介、どうしたの?」
「今日、舞にしてほしいコスプレがあるんだけど……」
「あ、わかったわ」
「え?」
「私にバニーガールになってほしいのよね?」
「な、なんでわかったんだ?」
「今日はドラマの放送の日でしょ。で、たしか私がバニーガールのコスプレする回よね。それで家でも私をバニーガールにしたくなったんでしょ?」
「大正解です。だからバニーガールのコスプレお願いします!」
「もちろんいいわよ。ちょっと待っててね」
「は〜い!」
やった〜、バニーガール姿の舞と、またイチャイチャできるぞ〜!
「お待たせしました〜」
「お、おおっ!」
ドラマで見せたバニーガールよりも、ずっとエッチなデザインのセクシーバニーガールだ!
今、社会現象になっているドラマの主人公が、俺のためにめちゃくちゃエッチなバニーガールになってくれているのだ!
「舞、よく見せて!」
「ふふ、好きなだけどうぞ」
舞がいろんなポーズをとってくれる。
俺は舞の周りをぐるぐるしながら、じっくりとエッチなバニーガールを観察する。
「はあ、はあ……」
「公介、なんだか苦しそう。どうしたの? 大丈夫?」
「わ、わかってるだろ」
「うふふ」
すでに興奮しすぎておかしくなりそうだ。
「ダメだ、舞、もう我慢できない!」
「ふふ、我慢しなくていいのよ」
「舞〜!」
「公介〜!」
バニーガールになってくれた国民的アイドルと、愛し合った……。