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第125話 イルミネーション

 舞がアイドルになる前の日常。中学生の頃の話。




 学校からの帰り道。


 舞と街のイルミネーションを見に行くことにした。


「綺麗だな〜」


「ええ、そうね」


 舞とイルミネーションを眺める。


「ちょっと歩きましょう」


「ああ、そうだな」


 舞とお散歩。


「いや〜、やっぱりイルミネーションがあるとロマンチックだな」


「そうね。このキラキラした道を、公介と一晩中歩いていたいわ」


「すごい疲れそうだな……」


「ふふ、でも楽しいと思うわよ」


「まあ、本当に舞がやりたいんなら付き合うけどな」


「安心して、冗談よ」


「よかった」


「公介、写真撮らせて」


「俺も舞の写真撮る〜」


 イルミネーションをバックに、スマホでお互いの写真を撮り合った。


「舞〜!」


 俺は舞に抱きついて甘える。


「あん、ふふ、公介、急にどうしたの?」


「いや、ロマンチックなイルミネーションに囲まれて、気分が盛り上がっちゃってさ」


「うふふ、私も同じ気持ちよ」


「だよな。いい雰囲気になっちゃうよな」


 舞と散歩したり、イチャイチャしたりした……。




「舞、コンビニ行こうぜ。俺、中華まん食べたい」


「ええ、いいわよ」


 コンビニで中華まんと、コーヒーを一杯買った。


 ベンチに座ってイルミネーションを眺めながら、中華まんを食べる。


 中華まんは違う種類のを買ったので、半分こして食べる。


「うん、あったかくて美味しい」


「はい、私のやつも半分あげるわ。あ〜ん」


「あ〜ん、むぐ、こっちも美味い!」


「ふふ、私にも公介のやつちょうだい」


「はい、あ〜ん」


「あ〜ん、あむ、美味しいわね」


 一杯のコーヒーを二人でくっつきながら飲む。


「私、寒い中で公介とくっつきながら一緒に飲む、温かいコーヒーが大好きよ」


「舞……お、俺もだよ!」


「うふふ」


 二人でおしゃべりしながらコーヒーをゆっくり飲んだ……。




「ふ〜、めちゃくちゃ満足した。帰ろうぜ、舞、帰ってゲームしよう」


「ふふ、わかったわ」


 美しすぎる幼馴染と、イルミネーションを眺めた……。

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