第120話 サッカー
高校生の頃の話。舞は人気急上昇中の新人アイドル。
舞はアイドルになり、学校も別々になった。
学校の帰り道。
お菓子でも買おうかなと、一人でスーパーに寄る。
店内には舞のポスターが貼ってあった。
舞がCMに出ている商品のポスターだ。
ポスターを眺める。
いや〜、舞は本当に綺麗だな〜、いや、綺麗すぎるだろ!
でも、実際に会うともっと綺麗だからびっくりするんだよな。
あ〜、舞に会いたいよ〜!
ふう……お菓子買って帰ろう。
帰宅。
お風呂に入ってから、夜ご飯を食べる。
夜。
舞が裏口からこっそり遊びに来てくれた。
俺は裏口に舞を迎えに行く。
俺の部屋。
「舞、お前は本当に綺麗だな〜!」
「ふふ、ありがと。でも、急にどうしたの?」
「いや、テレビとか店に貼ってるポスターとか見て、舞、綺麗だな〜って思うだろ。でも実際に会うともっと綺麗なんだもんな〜。まったくもう、どんだけ綺麗なんだよ」
「うふふ、ありがと。ほら、公介、いい子いい子してあげるからおいで」
「うわ〜い!」
舞とイチャイチャした後、一緒にゲームする。
「サッカーゲームやろうぜ。このシリーズの新作が出たんだよ」
「ええ、いいわよ」
試合をする。
「舞、クロス上げるぞ!」
「オーケー、それ!」
「ナイスシュート!」
「やった〜!」
俺と舞は抱き合って喜んだ。
試合にも勝った。
しかし、強いチームにはなかなか勝てなかった。
「は〜、また負けたよ」
「ふふ、でもおもしろかったわ。もう一回挑戦しましょう」
「舞、明日仕事は? まだ寝ないで大丈夫?」
「ええ、まだ大丈夫よ」
「よし、それじゃあもう一回頑張ろう」
その後、俺たちはリベンジに成功した。
満足した俺たちは、ベッドで一緒に寝た……。